【Krush】挑戦者・鈴木「全身全霊でぶつかる」

2014/08/08（金）UP
（最終更新：2014/08/08 13:38）

　8月9日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.44』にて、Krush －58kg級王座2度目の防衛戦を行う王者・武尊（たける/チームドラゴン）と、挑戦者・鈴木雄三（極真会館）のコメントが主催者を通して届いた。

　鈴木は、「ウェイトトレーニングや走り込みの数値は順調に伸びていて、スパーリングでも以前は互角だった相手を上回れるようになったり、トレーナーさんからパンチが固くなっていると言われたり、常に自分の成長は感じていました」という。

　そして、「武尊選手と戦えば誰でもすごい試合になると思うんですけど、僕はその域をもっと超えられる試合が出来ると思います。最低でもダウンを奪わないと勝てないだろうし、そのためにも一歩前に踏み込む覚悟を持たないといけない。僕はその覚悟が出来ているので、全身全霊でぶつかって倒したいです」と、全力勝負を挑むと誓った。

　一方、武尊は鈴木が挑戦者に選ばれたことを「意外だった」と言い、「僕が見る限り、自分と戦った時とそんなに変わってないなと思います（2013年3月20日、武尊が判定勝ち）。上手くなっているわけでもないし、パワーが上がっているわけでもない。もし実際に鈴木選手が成長していたとしても、僕はそれ以上に成長している自信があります」と、返り討ちにする気満々だ。

「パワーもスピードも以前とは比べものにならないくらい上がっていて、身体が強くなっている」という武尊は、「大会が終わった時にお客さんがみんな『武尊が一番良かった』と思いながら帰るような試合をしたいと思います」と語った。

写真＝（C）Good Loser