【極真会館】安島、豪雨で被害に遭った茨城のために戦う
11月20日(金)~22日(日)の3日間にわたって東京体育館で開催される『第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の記者会見が、9月30日(水)都内にて行われた。
4年に一度開催されるこの全世界選手権大会は、世界各国・各地域の予選を勝ち抜いた46カ国の選手192名が、3日間にわたって体重無差別のトーナメントで優勝を争うもの。
2013年第45回全日本選手権大会優勝の安島喬平は、9月10日の東日本豪雨で甚大な被害にあった茨城県の道場所属。「自分は大きな被害には遭わなかったのですが、道場に通っている少年部の生徒の家や、道場生が経営している料理屋が被害に遭いまして、片付けなどの手伝いに行きました。また、道場に集まった救援物資を届けに行くなどの活動をしました」という。
4年前の第10回大会前にも、東日本大震災によって日立市の実家が傾いてしまうなどの被災に遭った。2大会連続で自然災害の影響を受けた安島だが、「自分を支えているのは無差別の世界チャンピオンになるという信念。その夢を叶えられる舞台まであと僅かです。他の選手にはない気持ちをぶつけ、記憶に残るような歴史に名を残す試合をして世界チャンピオンになりたい」と意気込みを語った。
東京城西支部の2トップである、2013年第5回全世界ウェイト制選手権大会中量級優勝・森善十朗と、2014年第46回全日本選手権大会4位・鎌田翔平は、ともに「今大会が集大成。引退を懸ける」と今回の世界大会に懸ける気持ちを打ち明けた。
身長183cm、体重103kgの恵まれた体格を持ち、2013年には体重別の第5回全世界ウェイト制選手権大会で重量級を制している荒田昇毅は、「この4年間、大事なところで負けてきましたが、合宿や稽古でその穴を埋めてきました。今回は背水の陣で臨みます。覚悟ある試合をお見せします」と語っている。
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