【RIZIN】打撃戦必至、韓国の打撃王vsフランスのマシンガンが決定
10月15日(日)マリンメッセ福岡にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-』の追加対戦カードが発表された。
バンタム級トーナメント1回戦として、ムン・ジェフン(韓国)vs SuperiorChallengeバンタム級王者ケビン・ペッシ(フランス)が決定。これで、未発表のトーナメント出場者はワイルドカード(12月29日大会の2回戦から参戦)の2選手のみとなった。
”打撃王”の異名を持つジェフンは、テコンドーをベースとした回転の速い打撃が武器のストライカー(打撃主体の選手)。韓国最大のMMA(総合格闘技)団体『ROAD FC』を主戦場としており、これまでキム・スーチョル、佐藤将光、根津優太ら強豪たちに勝利している。6月には日本からやって来た無敗の若武者・朝倉海を左フックで沈め、ROAD FCの門番としての役割を果たしてみせた。
このトーナメントでROAD FCの強さを示すと息巻くジェフンは「今回の試合は打撃戦をしようと考えています。”打撃王”のあだ名を持っていますので、打撃では誰にも負けない自信があります。ケビン・ペッシ選手は今回は今までの他の相手とは違うから緊張した方が良い。リングの中でどちらか1人が倒れるまでの戦いとなるから覚悟してくるといい」とバチバチの打撃戦を予告する。
一方、ペッシも散打(中国拳法の試合)がベースのストライカー。また、レスリングも得意としており、寝技のレベルも高い。スタンドでは散打仕込みの強烈なローキックを武器にし、グラウンドでは強烈なパウンドを出しながら狙う得意のバックチョークで現在3連勝中と波に乗っている。対戦相手となったジェフンは”打撃王”と呼ばれているが、ペッシも”ザ・マシンガン”と呼ばれ、その打撃は引けを取らない。
コメントでは「日本の皆さんこんにちは。ケビン・ペッシです。RIZINのワールドグランプリに参戦する事が出来て非常に光栄です。世界中のチャンピオンが集まるこの大会でフランス人の強さを皆さんに披露します。あっと言わせるパフォーマンスをするから期待しておいて下さい」と控えめながらモチベーションは高い。
高田延彦RIZIN統括本部長も「このカードは完全に打撃戦ですね。お互いに自分の仕事をわかっていると思うので、殴り合って目立ってRIZINに大きな爪痕を残す事を考えているでしょう。そして、2回戦に駒を進めて自分の存在感を示す。お互い同じ思いで殴り合おうとしていると聞いています」と、やはり打撃戦を期待している。
打撃戦に絶対の自信を持つジェフンか。ヨーロッパから来る未知のストライカー・ペッシか。1回戦屈指のストライカー対決を制するのは果たして。
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<決定対戦カード>
▼RIZINバンタム級トーナメント一回戦 61.0kg契約 5分3R
ムン・ジェフン(韓国)
vs
ケビン・ペッシ(フランス/SuperiorChallengeバンタム級王者)
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