【NJKF】リベンジ2冠男・新人、王者対決はKO宣言
2月25日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2018 1st』で、仙台のキックボクシング大会『聖域(サンクチュアリ)』の統一60kg王者・岩城悠介(PCK連闘会)と対戦する、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・新人(あらと/E.S.G)の試合前インタビューが主催者を通じて届いた。
新人は11月大会で、半年前に負けた駿太を破りWBCムエタイ日本統一フェザー級王座を獲得。「前から目標にしていたWBCのベルトを、しかも駿太選手を相手にリベンジマッチで獲ることができ、自分にとって飛躍できた年だったと思います」とリベンジの喜びを語る。
新人は昨年2月にも、前年に敗北したNJKFフェザー級王者・半田一覇にリベンジして王座を獲得。昨年は最初と最後の試合で、両方リベンジマッチでタイトルを獲ったことになる。
「(16年2月に)半田選手に負けた時は、2ヵ所ぐらいで仕事をしながらやっていたんです。それを綺麗さっぱり辞めて一人旅に出て、いろいろ考えてキックをもう1回やろうって決心したんです。それで完全にキック一本でやってみようと思って、その年の6月ぐらいからもうそれでした」と、好調の理由は覚悟を決めたことだと語る。
「完全に集中して“これしかないんだ”という気持ちでやって、その練習がこの結果に出たのかなっていうのはあります。やっぱりヘタな試合をしてしまうとお客さんも見に来てくれなくなってしまうので、そういう試合は出来ないということで練習も真剣に取り組みますし、かなり練習に集中出来るようになりました」と決心の結果、集中出来たことが結果に繋がったと語る。
現在はジムでのトレーナー業と、今までの貯金で生活しているという。
対戦相手の岩城については「全然動画が見当たらず、どういう選手でどんな戦いをしてくるのか全然分からない状態です。後ろ回しとかトリッキーな技も少し使うみたいで、そういう面でちょっと不安はあるんですけど、自分の試合をするしかないと思っています」と相手に付き合わずいつも通りに行くと語った。「ミドルを蹴って、蹴り主体で戦っていこうと思ってます。だから今回は相手の対策はちょっと置いて、いつもの練習をしています」と落ち着いた様子。
WBCの王座を戴冠して初の試合となるが「チャンピオンとして恥ずかしくない試合をするというのは絶対ですけど、できれば今回は倒して勝てたらと思っています。相手もチャンピオンなので弱い選手ではないと思いますが、それでも今回は倒して勝つのが目標です。いつもよりアグレッシブな新人を楽しみに見て頂きたいと思います」と、KOの目標を胸に25日の試合に臨む。
対戦相手の岩城は今回がNJKF初参戦。「不得意なものはあまりない、パンチでもヒジでも蹴りでも何でもやる。なかでも接近戦、ヒジ打ちが得意」と語る。
試合については「(相手が)前に来てくれた方が、テンションが上がる。僕もガンガン行かせてもらおうと思っているので、そのガンガン行くところを見てほしい。インパクトを残して自分とサンクチュアリの名前を憶えてもらえるよう頑張るので楽しみにしていて下さい」と好試合での勝利を予告した。
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