【K-1】城戸康裕の挑戦受ける久保優太「僕は脇役、最低でも勝ちます」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』で、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者・久保優太(31=K-1ジム五反田チームキングス)が第2代K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王座決定トーナメント準優勝・城戸康裕(36=谷山ジム)を迎えて、初防衛戦を行う。
久保は「正直、最初はモチベーション的に難しい試合でした。11月のK-1で(同門の木村ミノルをKOで沈めた)ジョーダン・ピケオーに挑戦表明された瞬間、ピケオーとやってみたいと思ってしまって。でも、いざ城戸戦が発表されてからはベルトを守るというマインドに切り替わっています」と現在は防衛戦に集中しているという。
対戦相手の城戸に関しては「やっぱりやりにくい選手というか、手脚が長くて距離を取ってというタイプなので。互いのファイトスタイル的に、面白い試合にはなるのかな」と予想する。
1年ぶりの試合となるがコンディションに「多少不安はありますね。僕は普段から試合前しか練習しないけど、自分の予想以上に動けていないとダメなので、いかに3月までに作り込んでいけるかがポイントです」とこれからの調整がカギを握ると話す。
「最近はTVのバラエティ番組に出させてもらっていて、その中で練習時間を確保して試合に臨むというのは自分自身でも初めての経験です。今の状況でどう自分を作り上げていくかというのは非常に楽しみで、久保優太の新しい扉が開けて3月10日にどういうパフォーマンスができるかも、自分で楽しみです」と胸を弾ませる。
同日にウェルター級で野杁正明vsジョーダン・ピケオーも行われるが「今はあまり気にならなくなっちゃいました(笑)。やっぱり試合が決まると、目の前の城戸戦のことしか頭にないので、まずは3月最低でも勝利して、次のプランを考えたいと思います」とやはり防衛戦に余念は無い。
防衛戦の1番のテーマは「“最低でも勝ち”です。判定でもいいので勝ちます」だといい「やっぱり僕はベルトはかなり重いものだと思うんですよ。現役王者か元王者かで周りの目も違いますからね。僕は今31歳で、チャンピオンでいられるのはありがたいというか、周りからも『31歳になってもチャンピオンなんだすごい』と言ってもらえるので。メインやお客さんが期待する試合のポジションは若い選手たちに任せて、僕は脇役でいいので、しっかりベルトを守れるように戦います」とベテランらしい謙虚な発言を貫いた。
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