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【K-1】ゴンナパー、大魔神復活の証明は「KOで」

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2019/02/25(月)UP

気合いの入ったミット打ちを披露したゴンナパー

 3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催されるビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』でリュウ・ウェイ(中国)と対戦する、第5代Krushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(25=タイ) が2月25日(月)都内にて公開練習を行った。

 ゴンナパーは、タイで100戦以上のキャリアを積み日本に主戦場を移すと、日本人キラーとして名を馳せ、他を圧倒する攻撃力から“ムエタイ大魔神”と呼ばれる。2018年4月には佐々木大蔵を下して、Krushライト級王座を獲得するなど連勝。しかし、優勝候補として臨んだ昨年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」では篠原悠人のパンチに沈み、まさかの初戦敗退。今回が再起戦となる。

 2分間のミット打ちで左右のパンチに加え、代名詞の左右ミドルキックを激しく蹴りこんだゴンナパー。調子は「非常にいいです。当日は100%に持っていけると思います」と自信たっぷり。昨年12月の試合は「父が病気で体調が悪い中、(自身の)心にしこりがあった」と精神的原因を説明し「過ぎたことなので、仕切りなおしてやっていきます」と前向きなコメント。

 練習では「ガードであったり、自分の弱点を補う練習を重ねている」と語り、今回は「相手がサウスポーなので、右ミドルが有効になってきます。左ミドルも蹴っていきますが、対策の一つとして練習しています」とウェイ戦に向けて戦い方のイメージが出来ているようだ。

 ウェイに関しては「何でも出来る印象はあります。長身で少しムエタイっぽい動きもします」と分析。警戒しているのかと思いきや「全く警戒していません」ときっぱり。試合は「出来ればKOで倒したい。私が戻ってきたということが分かってもらえるような試合にしたいです」と大魔神復活へ燃える。

 昨年敗戦を喫した篠原には「機会があれば必ずリベンジしたい」とし、同日にはK-1ライト級タイトルマッチが行われるが「もちろん勝った方とやりたいですね。そのためには今回の試合は勝たなくてはならない試合です」とK-1のタイトル獲得のためゴンナパー自身重要な1戦に臨む。

 最後に「ファンの皆さん、当日はぜひ応援お願いします。今年は、全力で戦って必ずチャンピオンになります。よろしくお願いします」とメッセージを送った。

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