【K-1 KRUSH】大沢文也、卜部功也を1RKOしたシュアイと対戦「勝てば功也選手に近づけるかな」
9月16日(月・祝)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.105』の第2弾対戦カード発表会見が8月7日(水)都内にて行われ、ライト級で大沢文也(27=TANG TANG FIGHT CLUB)とジュー・シュアイ(24=中国/遼寧創新ジム CFP)の一戦が発表された。
大沢は昨年12月のライト級世界最強決定トーナメントで世界2位に輝き注目を集めた。本来はアウトボクシングスタイルだが、ここ終戦では倒せる破壊力を備わってきているようだ。今年6月のK-1両国大会では里見柚己に判定勝ちし、試合後は改めて目標とする卜部功也との対戦を熱望していた。その功也を前回7月の『K-1 KRUSH FIGHT.103』で行われた日中対抗戦で1R1分足らずでKOし、大きな驚きと衝撃を与えたのがシュアイだ。
目標の卜部をKOした相手だけに大沢は「僕はいつも誰と試合してもタイトルマッチでも普通の試合でも同じ気持ちで臨んでるのですけど、今回は気持ちが違いますね。特別って言ったらおかしいですけど、何かいつもと違う気持ちです」とコメントし、卜部とシュアイの試合を見た時は「正直に言うと言葉にならなかったです」と驚いたようだ。
シュアイの印象については「僕がずっと追いかけている選手を1分でKOしたことは事実で、自分が追いかけていた選手を1分でKOした選手とはやりたいと思ったし、試合の次の日には自分のマネージャーに電話して『この選手とやらせてくれ』って言いました」と直訴しての試合に挑む。
この試合に勝てば卜部に近づくことは間違いないが「僕がシュアイ選手に勝ったからといって功也選手を超えるわけじゃないです。シュアイ選手に僕が実力差を見せつけて勝っても、僕はまだまだ功也選手の足元にも及ばないと思っています。ただこの試合でシュアイ選手に勝てば功也選手に少しでも近づけるかな」と目標とする選手に一歩前進したいところだ。
「1分だけ見ている感じだと(シュアイは)テクニックはないのじゃないかと正直思いますね」と分析しつつも「ただ卜部功也をKOしたことには変わりないので、気を抜かずに頑張りたいと思います」と気を引き締める。
どんな試合展開にしたいかという質問には「今回はローキック蹴ります。みんなから凄い『大沢蹴れないじゃん』みたいな感じで叩かれるのですよね。だから今回はロー蹴りまくってやろうかなと。ハイキックは身体固いから届かないのですけどローは蹴れるので大丈夫です。ちょっとローキック期待していてください」とこの試合の鍵はローキックとした。
最後に「今回の試合は僕がずっと目標にして追いかけている卜部功也選手を1Rで倒した選手なので、僕にとっては本当に大事な大事な特別な試合です。これに勝って少しでも卜部功也選手に近づけたらなって思うので。これに勝ってもっと格闘家としての自信をつけたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
対するシュアイは、会見に出席できなかったため「今回は対抗戦ではなく1試合のみなので平常心で臨むことができそうです。(大沢は)フィジカルと気持ちが強く、とてもアグレッシブなファイターと言う印象を持ちました。この試合をしっかりと勝って、自分の実力をもっとアピールしたい。そして、K-1ライト級のベルトにもチャレンジしたいです。武林風と中国の格闘技にぜひご期待ください」と熱きコメントが届いていた。
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