2021/09/16（木）UP
（最終更新：2021/09/16 18:56）

青木真也のマッチメイクにより、椿飛鳥vs岩本健汰が決定

　9月20日（月・祝）東京・後楽園ホールで開催される『PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6 in Supported by ONE Championship』の追加対戦カードが発表された。

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　日本最高峰のグラップラー・岩本健汰（24＝ロータス世田谷）のMMAデビュー戦が決定。岩本は国内外の柔術、ノーギの世界で快進撃を続け、2018年、2019年と全日本ノーギ選手権無差別級を連覇した他、ADCC2019アジア&オセアニア代表、2019年の全日本ブラジリアン柔術選手権優勝、昨年3月に行われた『GTF.3フェザー級王座決定トーナメント』優勝など、グラップリングの世界で数々の好成績を収めてきた。

　そんな岩本のMMAデビューをお膳立てしたのは元ONE世界ライト級王者の青木真也だ。昨年5月、コロナ禍の中、無観客で開催されたプロ修斗ABEMA テレビマッチ以来、久々に「AOKI PROJECT」を緊急発動。急遽、岩本の修斗デビューが決定した。

GTF.3ではオール一本勝ちで優勝を飾った岩本（上）

　岩本のMMAデビュー戦の相手に青木が指名したのが、“崖っぷちシューター”椿飛鳥（25＝トライデントジム）。青木と椿の関係は、2018年にABEMAで放送された格闘リアリティ番組『格闘代理戦争2ndシーズン』まで遡る。
　椿は2017年に全日本アマチュア修斗選手権優勝。持ち前の運動能力と将来性を買われ青木真也推薦選手としてエントリーし、様々な試練を乗り越えるも優勝を勝ち取ることはできなかった。その後はONE WarriorSeriesに参戦し、2020年からは主戦場を日本に移すも連敗を喫し、今がまさに“崖っぷち状態”となっている。

　そんな椿に喝を入れるべく動いた青木、本来なら自信をつけさせるべく、そこそこの相手をぶつけることも考えられるが、よりによって国内最強のグラップラーとの対戦を無茶振り欲求。二つ返事で試合を快諾した椿だが、果たしてその本心は？　まさに谷底に叩き落とすマッチメイクとなったが、ここは後がない椿の奮起にも期待が集まりそうだ。

　また、岩本は15日に自身のSNSで「青木さんには、日々の練習から試合のマッチメイクに至るまでお世話になり、感謝しかありません。僕がグラップリングからmmaへと引かれ始めたのも、グラップリングに格闘技としての強さを意識し始めたから。そしたら行き着くのはmmaでした。mmaでしっかり見せたいです！」とデビュー戦に向けての意気込みを綴っている。
　青木をして「日本で唯一のグラップラー」と言わしめる岩本は、そのポテンシャルをどれほどMMAで披露できるのか。

＜決定対戦カード＞

▼AOKI PROJECT 提供マッチ　70.3kg契約5分2R
椿　飛鳥（トライデントジム）
vs
岩本健汰（ロータス世田谷）

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