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【キック】六冠王・宮元啓介がラストマッチ、リベンジ狙う加藤有吾は”宮元越え”出来るか=NO KICK NO LIFE

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2021/11/27(土)UP

55kgトップクラス・宮元(左)の引退試合は、若き豪腕・加藤(右)との再戦© NO KICK NO LIFE All Rights Reserved.

 2022年1月9日(日)に東京・ニューピアホールで開催される『NO KICK NO LIFE』の対戦カードが発表された。同大会は昼夜2部制で行われ、13時開始の第1部で、宮元啓介(28=橋本道場)の引退試合が行われることになった。[55.5kg契約3分5R]で、加藤有吾(22=RIKIX)と対戦する。

 両者は今年2月の『NO KICK NO LIFE』で対戦、宮元が三日月蹴りを中心とした蹴り技で接戦を制し、9連勝中だった加藤の進撃を止めている。

志朗(右)と死闘を繰り広げる宮元=14年

 宮元は空手をバックボーンに2010年プロデビュー。空手仕込みの回転系の技を得意とし、国内軽量級のトップ戦線で長らく活躍。
 これまでにWPMF世界スーパーバンタム級王座、INNOVATIONフェザー級王座など計6本のベルトを獲得している。

 16年3月のNO KICK NO LIFEでは、那須川天心と対戦し2R KO負け。他14年には志朗と、15年には内藤大樹、16年12月には小笠原瑛作、17年には江幡塁らと国内軽量級トップクラスたちと拳を合わせてきた。
 前戦となった今年9月の『INNOVATION』では三冠王の馬渡亮太と対戦し、僅差の判定で惜敗した。

加藤(左)に三日月蹴りを食い込ませる宮元

 対する加藤は「キックの赤い薔薇」と呼ばれた小野寺力の愛弟子。元ラジャダムナン王者・石井宏樹から直接指導を受けるRIKIXのホープだ。重く鋭いパンチで前進するスタイルが武器。
 19年12月、WMC(世界ムエタイ評議会)日本スーパーバンタム級王座に挑戦し、見事初戴冠した。

 昨年1月の[岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント]では、決勝で壱・センチャイジムから3度のダウンを奪い優勝、怒濤の9連勝をマークしていた。

豪腕でジャパンキック王者からダウンを奪う加藤

 しかし今年2月の宮元戦で、黒星をつけられた。その後は連勝、前戦今年9月のBOMでは、4冠王のダイナマイト柿崎を2R KOに下している。

 宮元が二度目の対戦も勝利し華々しく引退を飾るか、加藤がリベンジマッチで宮元越えを果たすか。

 また17時開始の第2部では、緑川創(RIKIX)の参戦が決定した。

<対戦決定カード>
▼宮元啓介引退試合 55.5キロ契約3分5R
宮元啓介(橋本道場)
vs
加藤有吾(RIKIX)

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