TOP > 試合結果 一覧

【新日本キック】火花散る交流戦、新日本の1勝1分に

フォロー 友だち追加
2014/01/12(日)UP

新日本キックボクシング協会
「WINNERS 2014」
2014年1月12日(日)東京・後楽園ホール

▲志朗(右)のカウンターの右フックが宮元(左)にクリーンヒット

▼ダブルメインイベント(第13試合) 54kg契約 3分5R
○志朗(治政館/ランシットスタジアム認定インターナショナル・バンタム級王者)
判定3-0 ※49-47、49-48、49-48
●宮元啓介(橋本道場/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者、INNOVATIONスーパーバンタム級王者)

 昨年8月、日本でタイのランシットスタジアムが認定するインターナショナル王者になった志朗はタイを拠点に活躍する逆輸入ファイター。WBCムエタイ&イノベーションの二冠王・宮元との王者対決を迎えた。新日本のリングで他団体王者との交流戦が実現するのは珍しいこと。

 1R、強いローの蹴り合い。志朗の右ローが快音を発して決まり、宮元は右ミドルとパンチでボディを狙う。ゴング直前には後ろ蹴り。

 2R、志朗は右ローを狙い撃ちしつつ、右ストレートをヒットさせる。宮元は前へ出てボディブローからハイキック。

 手数は宮元が出ているが、クリーンヒットは志朗が多い。

 3R、志朗は右ロー、宮元は左右のミドル。志朗が前蹴りとジャブで巧みに距離を取り、打ち合いに来る宮元に右ストレートをヒットさせる。

 4R、宮元のパンチをガードしてジャブ、前蹴りで距離を作り、右のカウンターを当てる志朗。宮元は左ボディブローをヒットさせるも、顔面へのパンチと蹴りは防がれる。

 5R、志朗はワンツーをヒットさせ、宮元のパンチはしっかりブロック。宮元がインファイトになると組み付く。宮元は後ろ廻し蹴りを連発し、パンチで突っ込んでいくが、志朗を捉えきれず。判定勝ちで志朗が王者対決を制した。


▲18歳の重森(右)と17歳のユウ(左)、新鋭同士の初対決はドロー

▼セミファイナル(第11試合) 54.5kg契約 3分3R
△重森陽太(伊原道場稲城支部/日本バンタム級王者)
ドロー 判定1-1 ※29-29、30-29、29-30
△ユウ・ウォーワンチャイ(=大田原友亮/B-FAMILY NEO/UKF日本フライ級王者)

 177cmの長身を活かして10戦無敗のまま日本王座に就いた重森が、5年前からタイを主戦場にして戦っている逆輸入ファイターのユウを迎え撃つ。重森は新日本のホープ、ユウは日本で特定の団体に所属していないフリーの選手。“裏メイン”とも言える交流戦の好カードの実現だ。

 1R、ユウは蹴り足をキャッチしては高い蹴りを放つ。重森はジャブと強いロー、ユウのミドルに軸足蹴りを合わせる。

 2R、前蹴りを連発する重森。ユウは左ミドルを徹底的に蹴り、重森は右のローとミドル、さらにパンチを狙う。お互いに手数は多くないが、ピリピリとした緊張感が漂う。

 3R、重森がパンチの連打でユウをコーナーまで追い詰める。ユウも左ミドルで応戦し、強烈な左フック。一瞬グラっときた重森だが、ローで応戦。ユウは重森を鮮やかにコカすが、重森もパンチで逆襲する。熱闘で両者譲らず、判定は三者三様のドローとなった。

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連記事

」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > 試合結果 一覧