2024/06/06（木）UP
（最終更新：2024/06/06 15:52）

元Krush王者・大沢文也が元ラジャ王者ペットサムイ（パネルの人物）と対戦(C)K-1

　7月27日（日）東京・後楽園ホール『Krush.163』の追加カード発表会見が、5日都内にて行われ、元Krushライト級王者・大沢文也（ザウルスプロモーション）と元ラジャダムナンスタジアム・スーパーライト級王者ペットサムイ・シムラ（志村道場）の対戦が決定した。
　大沢はタイ人選手との対戦は3度目。18年9月にはゴンナパー・ウィラサクレックに判定負けも、22年8月のK-1では武居由樹を苦しめたデンサヤーム・アユタヤファイトジムに判定勝利している。

【動画】大沢文也、武居由樹を苦しめたデンサヤームに判定勝ち

　大沢のKrush参戦は昨年12月の大谷翔司戦以来。一方のペットサムイはこれが3度目のK-1 GROUP参戦となる。過去には与座優貴、横山朋哉に判定負けを喫しており、今回は横山戦以来1年5ヵ月ぶりの出場となる。

　会見を欠席したペットサムイだが「相手は元Krushチャンピオン、スッキリ勝ちます。応援お願いします」とのコメントが代読された。これに大沢が反応し「『スッキリ勝ちます』っていうのはアレですかね、『普通に勝つ』的なことですかね？　横山朋哉との試合を見ていたら、スパーもしたことあってメチャメチャ強い朋哉がけっこう危なくて、もうちょっとで倒しそうな感じもあったんですけど、でも正直、K-1ルールで勝ちに徹したら、普通に完封できると思う」と元ラジャ王者にもK-1ルールで勝利できると自信を語る。

　しかし「12月に大谷選手と対戦した時に、どう見ても本戦で僕が勝ったと思ったのに延長になって、こういう戦い方はダメなんだと思ったんで、それからずっと前に行く練習をしています。だから完封じゃなくて、今回は打ち合えればなとは思っております」と、完封よりも打ち合う試合をイメージしている。

　ペットサムイの印象については、「タイ人はゴンナパー、デンサヤームに続いて3回目なんですけど、元ラジャダムナンのチャンピオンですよね。しかも下の階級から上げてくる選手ではなくて、最初からスーパーライト級っていうところが、現役を退いてお小遣い稼ぎで日本でやるようなタイ人ではないんだなと。僕がすごく好きだった石井宏樹選手に勝ってチャンピオンになってる選手なので、そこらへんはすごく興味深いところはあります」と語った。