【RIZIN】元K-1王者カリミアン、初MMAで1R KO予告！「触った瞬間に倒れる」＝6.14北海道

2025/06/12（木）UP
（最終更新：2025/06/12 18:16）

　6月14日（土）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナにて開催される『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』の個別インタビューが、12日に道内の会場にて行われ、[RIZIN MMAルール：5分 3R 120.0kg]で荒東“怪獣キラー”英貴（パンクラス大阪稲垣組）と対戦する元K-1王者のシナ・カリミアン（イラン/SINA ARMY）が登壇した。カリミアンは反則を繰り返すことから危険人物と言われ、今回のMMA初挑戦で注目を集めている。

【フォト】カリミアン大暴走！安保瑠輝也にバックブローの反則シーン

　カリミアンは初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者。昨年10月のK-1大阪大会のクラウディオ・イストラテとの因縁マッチは、不可解な決着で物議を醸し、12月のK-1代々木大会では、カリミアンの蹴りがローブローとなり無効試合に。同月のRIZIN大晦日大会では、安保瑠輝也とスタンディングバウトルールで激突も、バックブローの反則が飛び出した。今年5月のRIZIN男祭りでは皇治とボクシングルールで対戦してドローとなった。今回が初のMMAマッチとなる。

　荒東は柔道出身で、タイ在住時にムエタイを習い、MMAデビュー。22年8月に開幕したGRACHAN無差別級トーナメントでは、3試合を勝ち抜きベルトを獲得。23年10月にRIZINで貴賢神をTKOで下し、昨年4月はSBで坂本優起と対戦している。

　インタビューに応じたカリミアンは、「今回はMMAデビュー戦だけど、調子がいい。初めての挑戦だけど、ライオンがジャングルに入って狩りをする気持ちだ」と暴れることにワクワクしているという。

　MMAの練習について質問が飛ぶと「距離が違うからとか言ってくる奴がいるけど、俺は戦士だと思っていて、ルールとかは関係ない。ただ、欲しいものをとりにいくだけだ。俺のことを知らない奴に教えてあげるけど、俺はいかなる局面でも対応できる。どんなルールだろうが、そこに合わせる能力を持っている」とカリミアンは豪語した。

　寝技やグラップリングのトレーニングについては「それは秘密だ」と言い、「今回は地獄のコーチを連れてきている。彼と作戦を立てて試したい」と対策は万全だという。

　ただし、“試合でサッカーボールキックを出すか？”との問いにカリミアンは「それはルールで許されているのか？」と聞き返す場面もあり、MMAルールをどこまで把握しているのか未知数だ。

　だが「1Rの打撃でフィニッシュするので、それを使うまでもない。4オンスのグローブなので、触った瞬間に倒れているよ」とKO勝ちを宣言した。

　最後にカリミアンは荒東に対して「相手はMMAの経験あるけど、当日は驚くことになるだろう。いいか、打ち上げ花火があがるぞ。準備はできているか。ライオンの狩りが見られるぞ！」と強気の姿勢を崩さなかった。

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