2025/06/17（火）UP
（最終更新：2025/06/17 20:51）

初のヒジありルールに向けて練習を重ねる軍司泰斗

　第5代K-1 WORLD GP フェザー級王者・軍司泰斗（K-1ジム総本部チームペガサス）が、16日に自身のXを更新。強烈なヒジをミットに叩き込む動画を投稿し、今月22日に対戦する元ラジャ王者への対策を披露した。

　軍司は先月初めにK-1との契約が満了。次戦は今月22日に東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『THE KNOCK OUT』で［KNOCK OUT-RED -59.0kg契約 3分3R・延長1R］として、元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者ペットルンルアン・ソーチャールワン（タイ）と対戦する。

軍司の強烈な横ヒジ（@0117Taito）

　軍司は16日、自身のXに「第二章OFGムエタイまであと少し」とコメントし、ヒジによるミット打ちの動画を投稿。動画では左右で縦ヒジ、横ヒジを繰り出し快音を響かせていた。軍司が今回挑戦するREDルールはオープンフィンガーグローブ（OFG）で試合が行われる。加えて、ヒジ打ち、首相撲が有効なムエタイ寄りのルールだ。
　K-1ではヒジ打ちが反則となってしまうため、今回が軍司にとってヒジありルール初挑戦となる。

　先月13日行われたKNOCK OUTの会見にて「K-1を辞めて僕の第2章はOFGのムエタイだと思ってた。8か月ぶりの試合なのでどうなるか分からないが、しっかりと倒して勝ちたい」と所信表明した軍司。以前からOFGムエタイに興味を持っており、今後はONEチャンピオンシップにも挑戦したいと語っていた。

　ヒジありルールに初挑戦する軍司だが、元ラジャ王者に勝利しONEに出場する第一歩となるか。

＜選手データ＞

　軍司は戦績26勝(6KO)6敗1分の第2代Krushバンタム級王者、第5代K-1 WORLD GP フェザー級王者。K-1の舞台では門口佳佑、ヴュー・ペッコウーソン、玖村修平らに勝利を重ねた。しかし、24年9月のK-1では自身2度目の防衛戦で寺田匠と対戦。延長までもつれ込む大激闘の末、判定負けを喫し王座陥落となった。
　前戦は24年10月に『ISKAインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座決定戦』としてクリスチャン・ボグダンと対戦。判定3-0で勝利し、王座獲得に成功した。

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