【Krush】神保克哉vs夜叉猿、“ムキムキ”計量パス！初のOFG戦へ「真っ白なリングが真っ赤になる」

2025/06/26（木）UP
（最終更新：2025/07/11 12:55）

　6月27日（金）東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『Krush.177』の前日計量が26日、都内にて行われ、メインイベント[Krush-OFGミドル級（75kg）3分3R・延長1R]に出場する神保克哉（K-1ジム目黒TEAM TIGER）が74.90kg、夜叉猿（力道場静岡）は74.60kgでそれぞれ計量をパスし、ムキムキのボディを見せた。
　今大会では、この試合も含めK-1グループ初のオープンフィンガーグローブマッチ（OFG）が7カード組まれているため、注目を集めている。

【フォト】神保克哉と夜叉猿の“ムキムキ”マッスルポーズ！全試合の計量結果も

　神保は23年6月、K-1ミドル級王座トーナメントで一回戦で敗退。だが仕切り直しの24年3月に初代Krushミドル級王座決定トーナメントにエントリーすると、準々決勝でYOHANから勝利。決勝はブハリ亜輝留と対戦して、判定負けを喫した。

　夜叉猿はIPCC日本スーパーミドル級王者、KROSS×OVER KICKミドル級王者で、前回は25年5月のKrush大阪大会で戦熊を1R KOで下して、レオナ・ぺタスのK-1波乱軍リベリオンへの加入をアピールした。

　計量を終えた神保は「自分がどれだけ生、いや素手で本気なのかを見せれればいいなと思います」とコメント。夜叉猿は「神保君、前の会見でもそうやし煽りVでも、ゴム有りってうるさいねん。そんなにスリルが欲しいんなら、パイプカットでどうや！パイプカットデスマッチや！」と叫ぶもスルーされてしまう。

　互いの印象について夜叉猿は「見た目は怖いけど、意外といい奴やなと。前回の会見でシュークリームが嫌いと聞いたのでプレゼントしたら、投げられるかと思ってヒヤヒヤしておったら、してこなかったんで、いい奴やなと」と語るも神保は「俺は道徳ができているんで、いい奴です」と、ここでもスイングしなかった。

　OFGについて神保は「“ぶっこみのたく”を呼んできました」と謎のコメント。神保は漫画『疾風伝説 特攻の拓』を愛読しているようで、「不良漫画は喧嘩の教科書。そこから学んでいます。自分はキャラでいったら、マー坊。好きなキャラクターは、風神雷神のキヨシかヒロシですね」と、漫画を読んでいないと分からない発言が延々と続いた。

　夜叉猿は「全然分からん」とお手上げ状態。ちなみに夜叉猿はレオナ・ぺタスの反乱軍リベリオンへの加入を志願していて、今回が査定試合となるが、神保はリベリオンについて「俺はチーム爆音小僧に入っているんで興味ない」と再び漫画の世界観を貫き通した。

　困った夜叉猿は「明日、試合で見せるしかないな」と絡むことを諦めるが、宮田充プロデューサーは「噛み合わない気がしてきた」とやや不安そうな顔。夜叉猿は「それが一番怖い。ホンマにやめて」と本音をもらすも、神保は「試合もこんな感じで行く」と呟いた。

　それでも夜叉猿は「絶対にお客さんが喜ぶ試合をしたい。神保君はキャラ的にガンガン来そうだけど、テクニカルなところがあって。でも打ち合ってくれるし。わいのスタイルもブンブン振っていくから、真っ白なリングが真っ赤になるかなと思っています」と宣言。

　神保も「この階級でオープンフィンガーはヤバイでしょう。素手で強いのが、生物的に一番強い。楽しみにしてください」と最後は殺伐とした試合になることを匂わせた。

　なお、計量は失格になった1名を除き全員が一発パス。明日はK-1グループ初のOFGマッチが、どんな結末を迎えるのだろうか。

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