【BD】“最恐ラッパー”SATORUが引退表明、KO負け喫した溝口COOとリベンジマッチへ!
7月13日(日)、大阪・おおきにアリーナ舞洲にて開催される、『BreakingDown16』の公開計量・記者会見が12日に大阪府内にて行われた。第30試合 キックルール(88.0kg以下)で対戦する“最恐ラッパー”SATORUは87.60kg、出場辞退した飯田将成の代役、溝口勇児COOは87.45kgで計量パス。2人は昨年12月に対戦し、溝口COOがKO勝利を収めており、今回はSATORUにとってリベンジマッチとなる。
当初、SATORUとの対戦が決定していた、元ボクサー飯田将成は、今大会の会見でSATORUの頭突きに激怒し、パンチを放つなど暴走。さらにSNSでは「いつでも降りてやる」と綴り、運営の溝口COOとの赤裸々なLINEでのやりとりまで公開して波紋を呼んでいたが、最終的に出場辞退を決断。これを受けて、試合2日前の11日に、急遽、溝口COOがSATORUの対戦相手に決定した。
会見で、SATORUは手紙を読み上げると、「まず、対戦を引き受けてくれた溝口選手に心より感謝申し上げます」と述べ、「飯田選手との試合が中止になってしまったこと、楽しみにしてくれていたのに本当に申し訳ございませんでした」と飯田との試合中止を謝罪した。
「この数ヶ月いろんなことがありましたが、応援も批判も全部受け止めてここに立っています。どんな形でもリングに立つことを誓ってきました」と改めて試合についての想いを吐露。
2人は24年12月に行われた『BreakingDown 14』で一度戦っており、溝口COOが逆転KO勝利している。SATORUはその試合について「最初にダウンを取って、流れは完全に俺がつかんでいると思っていました。しかし、挑発に乗ってしまい自分を見失っていました」と振り返った。
そして「この試合を最後に引退するつもりでいます」と引退を表明。「本当は飯田に勝って、そのまま引退するつもりでした。何度も振り回されてきたが、いよいよ戦える寸前まできました。ここで勝って見てる人に感動と勇気を与えられると思っていましたが、叶わない夢となりました」と胸中を明かすも、「相手が誰だろうと関係ない。溝口とのリベンジマッチで最後を飾りたい」と今大会への決意を示した。
溝口COOも飯田との試合が中止となったことを謝罪し、「自分が飯田選手の代役を務められる器じゃないことを認識していますが、私の顔を立ててくれたことを感謝しています」と、試合を引き受けたSATORUに感謝を述べた。
また、SATORUの引退宣言について「もし僕がSATORU選手に勝つことがあれば、引退ではなくどこかのタイミングでまたブレイキングダウンの場で戦ってくれたら、明日への闘争意欲が10倍20倍になるのでご検討いただけたらと思います」と引退撤回を訴え、勝利を誓った。
果たしてSATORUの引退がかかった戦いの行方は?明日の決着に注目だ。
▶︎次ページは【フォト】前回の逆転KOシーン!フェイスオフも
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