【JML】若手育成・道場対抗戦の新イベントが旗揚げ!8チームがリーグ戦で激突
▲今大会の各賞の受賞者、写真左より恒村、大金、東、ラチャンスジョー、金田
5月7日(土)東京・新木場1stリングにて、新格闘技イベントDEEP事務局/スマッシュ『JML(Japan MMA League)2011旗揚げ戦』が行われた。
JMLは格闘技道場が全16チーム参加し、それを4ブロックに分けて優勝チームを決めるリーグ戦形式の格闘技イベント。
→旗揚げ戦ではA・Bブロックで全12試合が行われた
1チームから3階級(62kg、65.8kg、70.3kg)の選手を選抜して試合を行い、その勝敗でポイントを競い合うというもの。(予選リーグの試合は勝利で4ポイント、一本もしくはKOで2ポイント、引き分けは0ポイント)
出場資格はプロ戦績が10戦未満(5勝未満)の選手と定められており、経験の浅い若手選手を中心とした大会となる。
→MVPを獲得した東はアームロックで一本勝ちを収めた
旗揚げ戦ではAブロック・Bブロックの試合が行われ、Aブロックでは北陸を活動の拠点とするクラブバーバリ アン&CBインパクトの混合チームがCOREと対戦し、クラブバーバリアン&CBインパクトが3戦全勝。Aブロックのもう1試合ではT-BLOOD&R- BLOODの茨城勢が茨城出身の宮田和幸率いるBraveに2勝1敗で勝ち越した。
BブロックではGRABAKAvsAACC、ALLIANCEvs空手道禅道会とDEEPで活躍する選手た ちも所属するジム同士の試合が組まれ、GRABAKAがAACCに2勝1敗で勝利。ALLIANCEvs空手道禅道会は1勝1敗1分のイーブンという結果 に終わった。
大会終了後、佐伯繁代表(DEEP代表)、酒井正和コミッショナー(スマッシュ代表)、は以下のように大会を総括。
→ベストバウト賞はお互い最後まで手数を止めずに攻め続けた大金剛vsラチャンスジョー
「T-BLOOD&R-BLOODとBraveの試合はお互いの応援団が盛り上がって、リーグ戦らしかったで すね。3戦全勝したクラブバーバリアン&CBインパクト以外のチームはほとんどポイントに差がないですし、これからポイントを考えた試合・選手の選出も出 てくる。大会を重ねてリーグ戦の良さが伝われば、もっと面白い大会になると思います」(佐伯)
「改めて総合格闘技はスポーツだなと思いました。マッチメークも含めてとても良かったと思います。これから大 会を積み重ねていって、イベントとしてより発展していくんじゃないかと思いました。反省点もありましたが、JMLをもっとメジャーなイベントにしていきた いと思います」(酒井)
今大会ではCORE、Brave、AACCで選手の欠場があり、3試合が不戦勝という結果に終わっているが、佐伯代表は「今回は怪我人が出てしまい、試合がなくなったことが反省点です。チームによっては1人選手が怪我してしまうと、代わりの選手がいない場合がある。
JMLの今年スタートしたばかりなのでしょうがない部分もあると思いますが、これから大会を重ねていけば チーム全体の意識も変わるだろうし、もっとチームからちゃんと選手が出るようになると思います。また試合がなくなった選手にはリーグ戦とは別にワンマッチ を組むことも考えます」と話している。試合結果の詳細は以下の通り。
DEEP事務局/スマッシュ
「JML2011旗揚げ戦」
2011年5月7日(土)東京・新木場1stリング
開場17:30 開始18:00
<各試合結果>
▼第12試合 JML2011 Bブロック ライト級(70.3kg) 5分2R
○勝木星太(ALLIANCE)
判定3-0
●藤澤優作(空手道禅道会)
※ALLIANCEが4ポイント獲得
▼第11試合 JML2011 Bブロック フェザー級(65.8kg) 5分2R
△田坂アキオ(ALLIANCE)
判定1-1
△塚弘太郎(空手道禅道会)
※引き分けのため両チームにポイントなし
▼第10試合 JML2011 Bブロック バンタム級(62kg) 5分2R
○川尻晃夫(空手道禅道会)
一本 1R4分40秒 ※腕ひしぎ十字固め
●山崎壽文(ALLIANCE)
※禅道会が6ポイント獲得
▼第9試合 JML2011 Bブロック ライト級(70.3kg) 5分2R
○永瀬功(GRABAKA)
不戦勝 ※浜松が負傷欠場のため
●浜松大和(AACC)
※GRABAKAが4ポイント獲得
▼第8試合 JML2011 Bブロック フェザー級(65.8kg) 5分2R
○恒村俊範(GRABAKA)
一本 1R4分10秒 ※腕ひしぎ十字固め
●諏訪園岳(AACC)
※GRABAKAが6ポイント獲得
▼第7試合 JML2011 Bブロック バンタム級(62kg) 5分2R
○東修平(AACC)
一本 1R4分33秒 ※アームロック
●風間弘太郎(GRABAKA)
※AACCが6ポイント獲得
▼第6試合 JML2011 Aブロック ライト級(70.3kg) 5分2R
○大金剛(T-BLOOD&R-BLOOD)
判定2-1
●ラチャンスジョー(Brave)
※T-BLOOD&R-BLOODが4ポイント獲得
▼第5試合 JML2011 Aブロック フェザー級(65.8kg) 5分2R
○五月女健(T-BLOOD&R-BLOOD)
不戦勝
●Braveの該当選手なし
※T-BLOOD&R-BLOODが4ポイント獲得
▼第4試合 JML2011 Aブロック バンタム級(62kg) 5分2R
○金田翔太郎(Brave)
一本 1R1分28秒 ※アキレス腱固め
●石橋武衛(T-BLOOD&R-BLOOD)
※Braveが6ポイント獲得
▼第3試合 JML2011 Aブロック ライト級(70.3kg) 5分2R
○岡田充広(クラブバーバリアン&CBインパクト)
判定3-0
●浦辺俊也(CORE)
※クラブバーバリアン&CBインパクトが4ポイント獲得
▼第2試合 JML2011 Aブロック フェザー級(65.8kg) 5分2R
○大澤 潤(クラブバーバリアン&CBインパクト)
不戦勝
●COREの該当選手なし
※クラブバーバリアン&CBインパクトが4ポイント獲得
▼第1試合 JML2011 Aブロック バンタム級(62kg) 5分2R
○元谷友貴(クラブバーバリアン&CBインパクト)
一本 1R4分38秒 ※チョークスリーパー
●堀内祐太(CORE)
※クラブバーバリアン&CBインパクトが6ポイント獲得
<合計ポイント>
クラブバーバリアン&CBインパクト 14ポイント
GRABAKJA 10ポイント
T-BLOOD&R-BLOOD 8ポイント
AACC、Brave、空手道禅道会 6ポイント
ALLIANCE 4ポイント
CORE 0ポイント
<各賞>
MVP 東修平(AACC)
ベストバウト賞 大金剛vsラチャンスジョー
世界の山ちゃん賞 恒村俊範(GRABAKA)
公武堂賞 金田翔太郎(Brave)
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