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【パンクラス】ライト級GP決勝戦は徳留vsISAO!修斗・石渡が早くも王座挑戦権を獲得

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2011/08/07(日)UP

パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年8月7日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 本戦第1部開始14:45 本戦第2部開始16:00
観衆=1,999人(満員)

▽本戦第2部
▼メインイベント(第15試合) PANCRASE ライト級GP 2011準決勝戦 5分3R
○徳留一樹 (パラエストラ八王子/同級5位)
判定3-0 ※三者とも30-26
●岡澤弘太(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級6位)
※徳留がトーナメント決勝戦に進出

 5月のGP一回戦で、優勝候補だった元パンクラス2階級制覇の井上克也(和術慧舟會RJW)を破り、一躍優勝候補に名乗りを上げた岡澤と、SRCの戦績も含め、5戦全勝4KOと負けなしの徳留による若手対決。

 1R、パンチによる激しい応酬が見られる中、徳留が上段前蹴り、左ストレートでダウンを奪う。ダメージをごまかすように岡澤は組み付くも、これを潰した徳留がパウンドで追撃する。下の岡澤は巧みに防御しながらも徳留の腕をガッチリ掴むとアームロックを決める。

  この体勢のままリバースに成功したところで惜しくもゴング。

 2R、スタンドの攻防で、岡澤が右ハイを出すと、徳留が左ローをすかさず返す。グラウンドの展開になると、徳留が上 からパウンド。下の岡澤はガッチリ組み付いてパウンドを打たせない。離れた徳留は踏みつけ。再び下の岡澤はしがみつく展開に。終了間際に岡澤は腕十字を狙 う。これを外した徳留はジャンピング踏みつけ! ここでゴング。

  3R、打ち合いの中、徳留の右ストレートで岡澤はダウン! そのままパウンドで追撃し、徳留がマウントポジションをとったところで、岡澤はうまく立ち上が りリバースに成功し上を取り返す。一瞬の隙をついて立ち上がった徳留はフロントチョーク。これを外した岡澤だったが、徳留のパウンドを浴び続ける。徳留は サッカーボールキック。鼻血で顔面が赤く染まる岡澤は必死に耐えたところでゴング。

 優位に試合を進め、判定勝利した徳留が勝利。マイクを握ると、「決勝戦ではISAO選手と対戦することになりますが、一緒にライト級を盛り上げましょう。9月には同じジムの鹿又(智成)さんがタイトルマッチなのでよろしくお願いします」とアピールした。


▼セミファイナル(第14試合) PANCRASE ライト級GP 2011準決勝戦 5分3R
○ISAO(坂口道場一族/同級1位)
判定3-0 ※30-26、30-27、30-28
●岩見谷智義(高田道場/同級4位)
※ISAOがトーナメント決勝戦に進出

  一回戦で修斗からの刺客・田村ヒビキを辛くも判定2-1で退けたISAO(坂口道場一族)は、小谷直之の計量失格で戦わずして準決勝に駒を進めた岩見谷智 義(高田道場)と対戦。両者は過去に対戦しており、ドローに終わっていることから今回が決着戦となる。

  1R、左右のミドルを見せる岩見谷。ISAOは右ストレートをクリーンヒット。立ち上がる岩見谷は組み付く。グラウンドにいきたい岩見谷だが、ISAOは粘りスタンドに戻す。岩見谷は上段後ろ回し蹴り。

  ISAOの左ローに対し、岩見谷が右ストレートを合わせダウンを奪う。 ISAOはタックルでダメージをごまかす。

  2R、セコンドについた元極真・岩崎達也氏の指示のもと、中央でどっしり構え、ISAOの攻撃を待つ岩見谷。ISAOはパンチをフェイント気味に出しながら組み付くがグラウンドの展開にいけない。ISAOは左ミドル。

 3R、岩見谷のタックルを上からがぶったISAOはそのままフロントチョーク。逃れるように岩見谷が下になると、ISAOは上からガッチリと押さえ込みながらパウンド。岩見谷は下になって何もできないまま終了のゴング。

  判定で勝利したISAOは「今日の試合は勝ちに徹してしまいました。次のメインの勝者がGP決勝の僕の相手です。どっちが勝ち上がっても12月に勝ってGPを制覇します」と優勝を宣言していた。


▼第13試合 バンタム級次期王座挑戦者決定戦 5分3R
○石渡伸太郎(フリー/同級3位)
判定2-1 ※29-29(手塚)、30-29、30-28
●手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会/同級5位)

 5・3ディファ有明大会でバンタム級3強の一角、赤井太志朗と判定ドロー、バンタム4強の地位を築いた石渡にパンクラス2戦目でタイトル挑戦権を獲得できるチャンスが到来。

  対する手塚は2010年のネオブラッドトーナメントで優勝し、現在まで負け無しの5連勝し、今回のチャンスをつかんだ。王者・井上学への挑戦権を獲得するのはどっちだ!?

  1R、パンチ勝負の石渡に対し、手塚はタックルでテイクダウン。上になったのは石渡だったが、下の手塚はセンタク挟み(両足で相手の首を絞める絞め技)を 極める。立ち上がった石渡はパンチで攻めるも、手塚が執拗にタックルを仕掛けグラウンドの展開に持っていく。上を取った手塚が有利なポジションをキープ。

 2R、右フックを当てる石渡。手塚は変わらずタックル狙いへ。一瞬の隙をついて立ち上がる石渡だが、手塚はタックルにいく。

  この展開が続く中、石渡が上のポジションをキープしパウンドで手塚のスタミナを削っていく。

 3R、石渡が手塚をコーナーにつめてボディ連打から右フック。そしてテイクダウンし上になる。スタミナ切れか、序盤のような勢いが消えた手塚は石渡のパ ンチを嫌がるように、ロープ外逃避する場面も。完全に石渡ペースとなり、手塚のタックルを潰し、石渡が上のポジションをキープする展開。判定で石渡が勝利 した。


▼第12試合 ウェルター級 5分2R
○KEI山宮(GRABAKA/同級6位)
判定2-0 ※20-20、20-29、20-19
●金井一朗(パンクラスism)

  7月でパンクラスデビューから丸15年、そして39歳になる山宮のデビュー15周年記念となった今回の一戦。対戦相手の金井とは2002年5月11日、金 井のデビュー戦で対戦し、山宮が1R3分51秒でTKO勝ちした。山宮が返り討ちにして記念試合を勝利で飾るのか、それとも金井がお礼参りに成功するの か?

 1R、サウスポーの山宮は、金井の右ストレートに合わせるように左ストレート。山宮のパンチがテンポ良く入る。

  金井は前蹴り、左ミドル。山宮はパンチの手数で上回り、飛びヒザ。スタンドのみの攻防で山宮有利。

 2R、山宮は右ストレート。金井のタックルにはヒザを合わせる。金井は両足タックルでテイクダウンしたが、山宮が立ち上がりスタンドへ。山宮が首相撲からのヒザで優位に試合を組み立て終了。山宮が返り討ちに成功した。

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