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【修斗】山上がフライ級王座を獲得!BJが清水に判定勝利、ガイと美木がトーナメント決勝進出

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2011/11/05(土)UP

サステイン
「SHOOTO the SHOOT 2011」
2011年11月5日(土)東京ドームシティホール
開場14:00 開始15:00
※オープニングファイト開始は14:10

▼メインイベント(第10試合) 世界フライ級チャンピオンシップ 5分3R
○山上幹臣(総合格闘技道場STF/同級2位/挑戦者)
KO 1R41秒 ※左ストレート
●生駒純司(直心会格闘技道場/王者)
※生駒が初防衛に失敗、山上が新王座に就く

 5月のTDCホール大会で世界フライ級王者となった生駒が初防衛戦で山上と対戦。生駒は今年41歳で公式戦の戦績は32戦14勝12敗6分。

  一方の山上は今年24歳で公式戦の戦績は8戦6勝2敗。生駒が年齢で17歳、戦績で20戦以上も上回るという試合となった。

 生駒がベテランの強さを見せてベルトを防衛するか? それとも3連勝と勢いに乗る山上が王者となるか?

  1R、サウスポーの山上に対して左フックで前に出て行く生駒。山上は距離を取りながらインロー、右ジャブを伸ばす。生駒は山上をコーナーまで詰めようとす るが、そこに山上が左ストレート! バランスを崩した生駒は山上に組み付こうとするが、山上はそれを突き離して離れ際に左ストレート! これで生駒が後方 に崩れ落ち、山上が追撃のパンチを落とそうとしたところでレフェリーが試合をストップ! 山上が秒殺KO勝利で新王者となった。

 試合後、山上は「(生駒選手は)打たれ強い選手だと分かっていたので、今日のために練習してきて、その成果が出せて 良かったと思います。(過去に試合中に腕を骨折したこともあったが)あれがあったおかげで目標がここ(修斗の世界チャンピオン)に定まったので、あれはあ れで良かったと思います。本当に自分でも強くなっているのが分かっているし、またみんなを楽しませるように頑張るので、僕の試合を見に来て下さい」と応援 団にメッセージを送った。



▼セミファイナル(第9試合)バンタム級 5分3R
○BJ(リバーサルジム横浜グランドスラム/元世界同級王者・現世界同級4位)
判定3-0 ※30-27、30-29、30-28
●清水清隆(SKアブソリュート/第2代スーパーフライ級キング・オブ・パンクラシスト)

 元修斗世界王者BJと現パンクラス王者・清水との一戦。BJは昨年3月に怪我でタイトルを返上しているが、それまで3度の防衛に成功しており、修斗vsパンクラスの王者対決と言ってもいい対戦だ。

 1R、サウスポーのBJに対して、清水が右の前蹴りと左ローを蹴る。どっしりと構えるBJに清水は飛び込みながら右 ストレート、BJもじりじりと前に出て左ストレートを返す。BJのインローをキャッチしてテイクダウンを狙う清水だが、BJは倒れない。スタンドの展開に 戻ると、細かくフェイントを入れる清水。BJはそれに動じることなく構えを崩さない。

  清水は右ストレートから左ロー、BJも右フックとインローを返す。清水がジャブを突くとBJはインローを蹴り、前蹴りのフェイントから左ストレート! そ のままBJが前に出て清水と組み付く。BJの右脇を差す清水だったが、BJは自分の頭で清水の顔を押しつつ、首相撲のような形で清水のボディにヒザ蹴りを 入れる。

 2R、BJがジャブを突いて左ハイキック! 清水もそれをブロックして右ストレートを返す! 清水は右ストレートか らパンチをまとめて左ロー。BJはインローを蹴り返す。BJがジャブから前に出て左ストレートを打つと、清水も右ストレートを打つ。じりじりと前に出る BJが右フック、そこから清水をコーナーに押し込む。

 1Rと同じようにBJが首相撲の要領で清水の動きを固定し、清水からテイクダウンを奪う。インサイドガードで上のポジションを取ったBJ。清水の左脇を差して、清水の右足をまたいでハーフガードの状態へ。BJが何度か鉄槌を落としてラウンド終了となった。

 3R、BJが右の前蹴りから一気にパンチで前進! 清水をロープまで押し込んで両足タックルでテイクダウンを狙う。 スタンドの状態をキープしようとする清水に対して、後ろに回り込むBJ。BJがスタンドの状態のまま清水の後ろにつき、清水はロープに体を預けるようにす る。BJは清水の後ろから腿にヒザ蹴り。ここでレフェリーがブレイクを命じる。

  ブレイク後、ここも左ストレートからパンチで前に出て行くBJ。清水はBJがヒザ蹴りを打とうとしたところで、BJの体を押して右ストレート! さらに BJがパンチで前に出て来るところに左フックを返す! BJもすぐに体勢を立て直して右手を伸ばしながら左ストレート。BJがインローを蹴ると、清水が右 ストレートを返す。

  右フックで前に出るBJ。清水はBJのジャブに左フック、インローに右ストレートを狙う。終盤、BJが左ストレートの連打! これで清水を下がらせる! 判定は3-0でBJの勝利! BJがパンクラス王者・清水を判定で退けた。


▼第8試合「ISAMIプレゼンツ サバイバートーナメント~環太平洋ライト級王座決定戦~」1回戦 5分3R
△不死身夜天慶(シューティングジム横浜/同級7位)
判定1-1 ※30-29、28-29、29-29
△美木 航(NATURAL9/同級10位)

 土屋大喜が返上した環太平洋ライト級のベルトをかけて行われる「ISAMIプレゼンツ サバイバートーナメント~環太平洋ライト級王座決定戦~」。今大会では1回戦・2試合が行われ、その勝者同士が来年1月の後楽園大会で王座決定戦として対戦することになる。

 1R、サウスポーの美木が右に回りながらジャブ。不死身夜は左手を伸ばして左フックを返す。不死身夜の右ストレート に合わせて美木が組み付くが、不死身夜はすぐに距離を取る。お互いに手を伸ばして距離を探るような展開が続き、美木が前に出てくるところに不死身夜が左 フック。 美木が左ストレートを打つと、不死身夜も右ストレートを返す。

 美木がジャブを伸ばし、不死身夜は右ストレートや左フック。美木は不死身夜の左フックに合わせて組んでテイクダウンを狙う。これはディフェンスされた美木だが、終了間際に飛びヒザ蹴りを見せる。

 2R、美木が飛び込むような左ストレート。そのまま不死身夜に組み付いてボディにヒザ蹴りを突き刺す。不死身夜は美 木が前に出ようとしたところに右ストレートを狙う。美木が右フックから左ストレート、そこに不死身夜が右ストレート。不死身夜が美木のジャブに左フックを かぶせて、右ストレートにつなげる。

 顔面とボディに右ストレートを打ち分ける不死身夜。美木はヒザ蹴りからタックルでテイクダウンを狙うが、不死身夜はそれを切ってがぶった状態からパンチを入れる。試合がスタンドに戻ると不死身夜が右ボディ、右フック、右ストレート。美木も左ストレートを打ち返す。

 3R、ここもお互いに距離を取りながら打撃を交換する展開が続く。不死身夜が右ボディ、左フック。美木も左ストレートを返すが、不死身夜がすぐに右ストレートを打ち返す。不死身夜が左ボディで飛び込むと、美木が左のヒザ蹴り。

  不死身夜が右ストレートで飛び込むと、美木は右フックを返す。不死身夜の右ストレート、美木の左ストレートが互いの顔面にヒットするが、どちらも引かずに スタンドで打撃戦を繰り広げる。ここで不死身夜の右ストレート、右フックがヒット! 不死身夜がパンチで美木を下がらせる。判定は三者三様のドロー!

  主催者・そしてISAMIの協議により、大会終了後に抽選が行われ、美木の決勝進出が決定。美木が王者となった場合、不死身夜が最初の防衛戦の相手となることも発表された。


▼第7試合「ISAMIプレゼンツ サバイバートーナメント~環太平洋ライト級王座決定戦~」1回戦 5分3R
○ガイ・デルモ(GUTSMAN・修斗道場/同級9位)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●田村一聖(KRAZY BEE/同級4位)

  1R、お互いに距離を探る展開が続き、ガイがジャブを伸ばすと、田村が左フックを返す。ジャブからローを蹴るガイ。田村は左フックと右ストレート、右ロー を蹴り返す。ジャブから右ストレートにつなげるガイ。田村はガイの右ローに右ストレートのカウンターを狙う。ここで田村がタックルでテイクダウンを狙う が、ガイはそれを切る。

 逆に田村がガイの左フックに合わせて組み付き、テイクダウンを狙う。田村はそれをディフェンスしながら、ガイをコー ナーまで押し込んで両足タックル。お互いにテイクダウンを狙う展開が続いたが、田村がガイのヒザ蹴りをキャッチするようにテイクダウンを奪う。田村がガッ チリとガイの動きを固めてパスガードを狙う展開でラウンドが終わる。

  2R、田村の顔とボディにジャブを打ち分けるガイ。田村がインローを蹴ると、ガイはジャブで田村を下がらせて右ストレートにまでつなげる。田村はガイの ジャブに左フックを合わせ、左フックのフェイントから両足タックル。ガイをロープまで押し込むが、ガイは簡単に倒れない。逆にガイが田村の片足をキャッチ し、田村の足を払うようにしてテイクダウンを奪う。

 ここで田村はコーナーに体を預けてガイに寝かされないようにするが、ガイは田村の体を引っこ抜くようにしてテイクダ ウン。立ち上がろうとする田村の後ろに回り込む。必死に正対する田村に対し、両足タックルに入るガイ。先ほどと同じように立ち上がろうとする田村の後ろに 回り込むガイだったが、ここは田村が距離を取り、試合はスタンドに戻る。ここでガイがジャブから右ストレート! 下がる田村が両足タックルに入ってガイを テイクダウンしたところでラウンド終了となった。

  3R、ガイがジャブを突くと、田村が返しの左フック。田村はタックルでガイをロープまで押し込んで、スタンドの状態でガイの後ろに回り込む。ガイは田村の 腕のクラッチを外して向き直り、試合はスタンドへ。田村はタックルのフェイントから右ストレート。ガイも右ストレートを返す。そして田村が組み付いたとこ ろでガイがフロントスープレックス! 綺麗に田村を投げて、田村のバックに回り込む!

 ガイは田村の左足を自分の両足で挟むようにし、正対しようとする田村をコーナーまで押し込む。そして田村の体を固定 したまま、コツコツと田村の顔面にパンチ。田村が立ち上がろうとすると、ガイがバックに回り込んでグラウンドに引きずり込む。そのままガイはバックポジ ションをキープして田村の顔面とボディにパンチ、最後はガイがスリーパーを狙ったところで試合終了。判定は2-0でガイ! ガイがトーナメント優勝候補の 田村を下す結果となった。

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