【パンクラス】桜木裕司が1R残りわずか1秒で高橋義生をKO!
パンクラス
「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」
2012年8月5日(日)東京・ディファ有明
観衆=1,879人(満員)
▽本戦2部
▼メインイベント(第12試合) ライトヘビー級 5分2R
○桜木裕司(掣圏会館)
KO 1R4分59秒 ※左フック
●高橋義生(D-ONEジム/初代ヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)
パンクラス旗揚げ戦のメンバーであり、初代ヘビー級キング・オブ・パンクラシストの高橋が約7年ぶりの里帰り参戦。桜木と対戦する。両者は2005年7月 に対戦し、高橋がアームバーで一本勝ち。その試合後、高橋は「本当は桜木とは殴り合いたかった。同じ日本人同士で殴り合いが出来る奴はそうそういない。そ れが悔やまれる」とコメントしており、今回の再戦では激しい殴り合いが期待できそうだ。桜木も「自分と高橋さんにしか出来ない試合がしたい」と意気込んで いる。
1R、両者ともパンチ勝負の様相。高橋はジャブで誘い、桜木がパンチを打ってくると左右のフックを返す。両者のフックが同時に空振りすると、場内からはどよめきが起こる。
桜木にコーナーへ追い詰められると、高橋は片足タックルにいって、すぐに足を手放してパンチを繰り出す。桜木の右フックをもらった高橋はグラついて後退。
桜木がジリジリと間合いを詰めていく。残り時間数秒で両者同時にフックを放ったが、桜木の左フックが高橋を捕らえ、高橋はバッタリと倒れる!
桜木が追撃 のパンチを落としたところで、身動きが出来ない高橋を見てレフェリーが試合をストップ。1Rの残り時間はわずか1秒! 桜木のKO勝ちとなった。
▼セミファイナル(第11試合) ウェルター級 5分3R
△村山暁洋(GUTSMAN/第4代修斗環太平洋ミドル級王者)
ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、29-29
△大類宗次朗(TRIBE TOKYO M.M.A/ウェルター級6位)
修斗の現役王者・村山が初参戦。現役の修斗王者がパンクラスに参戦するのは初だ。村山は2011年6月に環太平洋ミドル級王座を奪取し、同年9月に中村K太郎に1Rで一本勝ち。今回は約1年ぶりの試合となった。
対する大類はここまで8勝4敗5分の戦績で、2011年6月5日にはパンクラスのウェルター級王座に挑戦したこともある。前回4月1日には、同じ修斗の選手で村山と1勝1分の佐藤洋一郎に判定負けを喫しており、vs修斗2連戦となった。
1R、大類の蹴り足をキャッチした村山はバックマウントを奪う。村山は蹴りを見舞いながらバックをキープ、スリーパーを狙う。大類は村山を背負ったまま立 ち上がり、ブレイク。スタンドに戻ると大類はハイキックを繰り出すが、村山は足を抱えて投げる。オープンスコアはジャッジ三者とも10-9。
2R、大類はパンチとローでプレッシャーをかけていくが、村山が組み付いてバックを奪う。離れると村山はハイキック。バランスを崩して尻餅をつくが、すぐに立ち上がってパンチを繰り出す。
大類のパンチに下がる村山だが、タックルからテイクダウンを奪うとバックにつく。オープンスコアは三者とも10-10のイーブン。
3R、大類の左フックをかわした村山がタックルでテイクダウン、すぐにバックを奪う。大類は立ち上がるとタックルに きた村山へヒザ蹴り、そして大類がついにテイクダウンを奪い、この試合で初めて上になる。パンチを打ちにいく大類だが、村山も下から打ち返す。ジャッジ1 名が村山を支持したが、判定はドローとなった。
▼第10試合 ライト級 5分3R
○徳留一樹(パラエストラ八王子/ライト級3位)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●URAKEN(Team ura-ken/第5代ウェルター級キング・オブ・パンクラス)
徳留は2011年ライト級GP準優勝の実績を持ち、今年初戦となった4・1ディファ有明大会では韓国のチョ・ジョンヒョンから一本勝ち。その後、渡米して 米国流のテクニックを吸収して帰国した。対するURAKENは第5代ウェルター級王者だが、ベルトを失ったあとはライト級に階級変更するも、4月の第一戦 では伊藤崇文とドロー。2010年6月以来勝ち星から遠ざかっており、この一戦で再起を狙う。
1R、徳留の左ハイキックを肩口で受け、倒そうとしたURAKENだったが、逆に徳留にテイクダウンされる。徳留は立ち上がって踏み付けを見せると、すぐにURAKENを抑え込む。
URAKENは下から蹴り上げて徳留を突き放そうとするが、徳留はURAKENが立つ前に抑え込む。オープンスコアはジャッジ三者とも10-9で徳留。
2R、パンチで攻めるURAKENに徳留も打ち合いに応じ、URAKENの右フックがヒット。しかし、徳留はタックルでテイクダウンする。
徳留が長い時間上のポジションをキープし、残り1分を切ったところでブレイクに。URAKENが右フック、左ストレート。徳留もパンチで応戦する。オープンスコアは三者とも10-10のイーブン。
3R、徳留がプレッシャーをかけていき、URAKENのパンチに徳留もパンチを返す。URAKENの右フックに徳留は左ジャブと右フック。残り3分で徳留 がタックルに入るが、URAKENが上から潰してブレイクに。残り1分で今度は徳留がテイクダウンに成功。URAKENは立ち上がり、逆にタックルへいく がこれは潰される。最後に徳留のタックルをかわしてパンチを入れたURAKENだったが、徳留が判定で勝利をものにした。
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