【レベルス】ヤスユキ、ルンピニー王者パコーンに敗れる
Def Fellow
「REBELS.31」
2014年10月26日(日)東京・ディファ有明
▽第2部
▼メインイベント(第6試合) グロービス presents 61kg契約 REBELS-MUAYTHAIルール 3分5R
○パコーン・P・K・センチャイムエタイジム(タイ/P.K.Senchai Muay Thai Gym/ルンピニースタジアム認定ライト級王者)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●ヤスユキ(Dropout/REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者)
7月大会で元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位ナーカー・ゲオサムリットを破ったヤスユキが、遂に現役ルンピニー王者と激突。パコーンは好戦的な猛ファイタータイプであり、ジョムトーン、シンダム、ノンオーなど超一流トップ選手からも勝利した戦績を持つ。前日計量ではパコーンが500gオーバーだったが、ヤスユキの希望でグローブハンデ、減点なしでの試合となった。
1R序盤、パコーンが左ボディ、右アッパーを見せると、その重みのある攻撃に場内がどよめく。ヤスユキは左ジャブを出しながらワンツーにつなげて前に出る。
このラウンドは静かな立ち上がりだったが、2Rにはパコーンがパンチの連打でヤスユキを追い込む。
ヤスユキが右ストレートでパコーンをのけぞらせる場面もあり、ジャブからワンツーそして左ミドル。パコーンは右ミドル、ヒザ蹴りを的確に返していく。
4Rには、パコーンの前蹴りをさばいたヤスユキが足払いでこかすと、表情の変わったパコーンが2度ヤスユキをこかす。
さらに左ミドルもテンポよく入れられ、試合後ヤスユキは「4Rにポイントを取られたのが敗因だった」と分析。
5R、ムエタイ特有の流しモードに入ったパコーンに対し、ヤスユキはプレッシャーを強めながらワンツー、左ミドルで攻めたもののパコーンは右ミドルで突き放すなど決定打を許さないまま終了。
最大3ポイント差をつけられ判定負けしたヤスユキは「自分の感覚的には1ポイント差だったと思います。右ストレートは当たりましたが途中で見切られてしまいました。パコーンはフルパワーで来てくれたので試合をしていて楽しかったですね。顔にもらったパンチはなかったのですが、さすがにボディは効きました。防御は出来ても攻撃につなげられなかったのがダメでしたね」と反省しきり。
一方、パコーンは「ヤスユキはパンチのスピードが速かった。経験を積めばもっと強くなると思う。日本で一番のテクニシャンだ」とヤスユキを評した。
▼セミファイナル(第5試合) REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定戦 3分5R延長1R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/元WPMF世界ライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本ライト級王者、元WPMF日本ライト級王者)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●野呂瀬博之(STRUGGLE/WPMF日本スーパーライト級王者、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級1位)
※本戦判定は49-48、48-48、48-48
※水落が新王者に
本来、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者決定トーナメント準決勝戦で山口裕人に勝利したハチマキと、水落に勝利した野呂瀬が今大会でベルトを懸けて対戦する予定だったが、ハチマキがケガで欠場。本来なら第1リザーバーの山口が出場となるが、山口はヒジなしのREBELSルールで頂点を目指すために第2リザーバーの水落が出場となり、再戦となった。
序盤は右ロー、右ストレートをテンポよく当ててリズムを掴む水落。野呂瀬も距離を詰めてパンチ連打で応戦。ラウンドが進むにつれて水落の蹴りの手数が増え、野呂瀬はカウンターのヒジを狙う。本戦では決着がつかず延長戦に突入すると、水落はパンチ主体の攻めでラッシュを仕掛ける。
野呂瀬も打ち合いに応戦しつつ、組んではヒザを見舞ったが、僅差で水落が勝利し、タイトルを獲得。
6連敗中の水落だったが、「あきらめないで頑張ればチャンスは掴めるんだと思いました」とマイクアピール。ここで、初防衛戦で対戦するハチマキがリングインすると「2012年1月に水落選手には負けていますが、強くなった自分を全部出してレベルス初の二階級制覇を狙います」と宣言した。
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