【K-1】ゲーオ、ダウン奪い左右田を返り討ち
▼第10試合 スーパーファイト K-1-55kg Fight 3分3R延長1R
○武尊(チームドラゴン/K-1 WORLD GP -55kg王者)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ハメッシュ・ハキム(アルジェリア/Team Nasser K/WFC世界ムエタイ・スーパーバンタム級王者)
4月大会でトーナメントを制し、-55kg王者となった武尊が王者としての第一戦を迎えた。対戦相手はWFC世界王座を持つハキム。
1R、両者ともパンチ・コンビネーションの合間にヒザ蹴りを上手く織り交ぜる。ほぼ互角の展開だったが、終盤に武尊が右ストレートをヒットさせれ連打をまとめた。
2R、武尊は左ボディブローを狙い撃ちし、前蹴りとヒザもボディへ。ハキムは思い切ったフックを振り回すが、その場に立って動きがないため武尊のボディ攻撃が面白いように当たる。後ろ蹴りも鮮やかにヒット。ラウンド終了間際、パンチで前に出てくるハキムから武尊が右フックでダウンを奪った。
3R、細かい連打からヒザ蹴りにつないでくるハキムに、武尊は左右ボディブローと振り抜くような右フック。パンチを打ち返すハキムだが、武尊のパワーに押され気味。ラスト10秒で武尊が左右フックをガムシャラに打ち込み、判定で勝利を飾った。
武尊は「今までにないやりにくさを感じた。でも、そういう相手にも勝たないといけない。次はKOで勝ちます」と試合を振り返った。
▼第7試合 スーパーファイト K-1 -65kg Fight 3分3R延長1R
○木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-8
●マサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym/King of Kings -65kg級王者)
※本戦は28-28、28-27(木村)、28-28。
1月大会でゲーオからダウンを奪って勝利し、K-1の主役に踊り出た木村。グランダーは4月大会で国内トップの実力者・野杁正明をTKOに破り、一躍注目を集めた。両者は舌戦を展開し、前日会見では一触即発の乱闘する寸前まで因縁は深まっている。
1R、木村が右フックで先制。両者とも慎重だが、時折パンチを交錯させる。
ラウンド終了間際、グランダーが速い右フックをカウンターでヒットさせ、ダウンを奪った。
2R、ガードを高く上げてステップを踏み、ジリジリと前に出るグランダー。木村は左ボディブローを狙い撃ちにし、右フックもヒットさせる。グランダーはハイキックで木村が入ってくるところへ牽制。
3R、木村が左ボディブローからの左フックの連打で攻める。そのコンビネーションが決まり、木村がダウンを奪い返した。さらに左右の強打で前に出る木村。グランダーはクリンチを多用して逃れるが、木村の連打に押されていく。
判定はジャッジ1名が木村を支持したがドローとなり、延長戦へ。左右の強打で前に出る木村にクリンチを繰り返すグランダー。この行為でグランダーは減点1。木村は最後まで攻めの姿勢を見せ、木村が判定でグランダーを下した。
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