【K-1】ゲーオ、ダウン奪い左右田を返り討ち
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP IN JAPAN~-70kg初代王座決定トーナメント」
2015年7月4日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第12試合 セミファイナル スーパーファイト K-1-65kg Fight 3分3R延長1R
○ゲーオ・フェアテックス(タイ/K-1 WORLD GP -65kg王者)
判定3-0 ※三者とも30-26
●左右田泰臣(シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級王者)
ゲーオが今年1月以来のK-1登場。対するは昨年11月のトーナメントで決勝戦を争った左右田。
1Rが始まると同時に、ゲーオは顔面前蹴りを繰り出す。左ストレートのフェイントから左ハイをヒットさせ、さらに左ストレートを決めるゲーオ。
左右田はジャブを出して前に出ようとするが、ゲーオは左フックで下がらせる。
2R、ゲーオは左右田の圧力に下がらず、前に出ようとする左右田に左ミドルと左右フックを見舞う 左右田はジャブとヒザ蹴りを出すが、ゲーオが先手を取って手数も多い。
終盤、ゲーオはヒザを突き刺し、速いワンツーでダウンを奪う。
3R、前に出ようとする左右田に対し、右へ回り込むゲーオ。左ミドルを蹴り、足払いでバランスを崩し、パンチにつなげていく。さらに右へ回り込みながらの右フック、左ハイ。
左右田はロープを背負わせて右ストレートを放つが、ゲーオは鮮やかにかわす。
ジャッジ三者とも30-26という大差をつけ、ゲーオが判定勝ちした。敗れた左右田は「初めて記憶が飛びました。攻撃が効いて倒れたのは初めてです。これからK-1でやっていく自信がなくなりました」とガックリと肩を落とした。
久しぶりの完勝を収めたゲーオは「今日はチャンピオンらしい試合が出来たと思う」と胸を張った。
・【動画】これがゲーオ・フェアテックスのKOテクニックだ
・【試合動画】ゲーオが健太のヒジでまさかの流血
・【試合動画】梅野vsゲーオ・フェアテックス
▼第11試合 スーパーファイト K-1-60kg Fight 3分3R延長1R
○卜部功也(チームドラゴン/K-1 WORLD GP -60kg王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
●コンスタンティン・トリシン(ウクライナ/Captain Gym)
-60kg王者・卜部の首を狙って来日したのは、アマチュアで170戦近い経験を持つトリシン。
2008年7月のK-1 WORLD MAXに初来日し、大宮司進から勝利を収めているベテランだ。
1R、サウスポーの卜部はジャブを突きながら左ローと左ミドルで前へ出る。トリシンも右ミドルを蹴り返すが、卜部の圧力に押され気味。
2R、荒々しくパンチを放つトリシンだが、クリーンヒットは奪えない。逆に前へ出る卜部がジャブを当てていく。クリンチになる場面が多く、両者組むとヒザを蹴る。
3R、卜部はパンチ、ヒザ、前蹴りでボディを攻める。トリシンはパンチを出すがノーガードになるため卜部の返しのパンチをもらう。
噛み合わない試合展開となり、終始前に出て攻めた卜部が判定勝ちした。
試合後、卜部は「試合1週間前にアバラにヒビが入ってしまった」と、不調だった理由を明かした。
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