【UFC】ファーガソンが前王者を下す、ライト級史上初の9連勝達成
UFC
「UFC Fight Night -Dos Anjos vs Ferguson-」
2016年11月5日(土・現地時間)メキシコ メキシコシティアリーナ
▼メインイベント ライト級 5分5R
○トニー・ファーガソン(アメリカ/UFCライト級3位)
判定3-0 ※三者ともに48-47
●ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル/元UFCライト級王者/UFCライト級2位)
7月にエディ・アルバレスに初回TKO負けを喫してUFCライト級王座から陥落したドス・アンジョスが再起戦を迎えた。対戦相手のファーガソンはMMA戦績24戦21勝3敗と高い勝率を誇り、勝ち星のうち9勝がKO・TKO、8勝が一本勝ちと、フィニッシュに長けたファイター。現在8連勝中と勢いに乗る。
1R、スイッチを繰り返しながら鋭いパンチを放つドス・アンジョス。ファーガソンのローキックに合わせて、伸びのある左ストレートをヒットさせる。さらに、ファーガソンのパンチに今度は強烈な左ローを合わせてなぎ倒し、終盤にはバックハンドブローから右ストレートを浴びせた。
2R序盤、ファーガソンが前に出るとドス・アンジョスが応戦。スピーディな打撃の攻防に会場が沸く。しかし、リーチで上回るファーガソンのパンチが徐々にドス・アンジョスの顔面をとらえ始める。ファーガソンの右ストレート、左フックが連続ヒット。さらに左右のローとミドルを打ち込み、ドス・アンジョスを押し込む場面が続いた。
3R、なおも攻勢に出るファーガソン。左ストレート、さらに左アッパーをヒットさせ、ドス・アンジョスを後ろに下がらせる。守勢に回るドス・アンジョスであったが、ファーガソンのローに合わせて鋭い左ストレートをヒット。さらに強烈な左ミドルを返し、ペースを取り戻す。
4R、一進一退の打撃戦を繰り広げる両者。ドス・アンジョスが左のスーパーマンパンチを放つと、これをかわしたファーガソンが強烈な左のヒザ蹴りを見舞う。さらに、パンチからロー、ヒザ蹴りにつなぐ攻撃で手数を増やし、再び主導権を握る。
5R、なおもパンチで押し込むファーガソン。顔面が血に染まるドス・アンジョスは下がりながらパンチを返すが、ファーガソンは被弾しながらも前に出て攻撃の手を緩めない。ファーガソンはスイッチを繰り返しながら、ワンツーからのフック、アッパーとコンビネーションで最後まで攻めた。
ファーガソンが判定で前王者を下し、UFCライト級史上初の9連勝を成し遂げた。一方、王座陥落から2連敗となったドス・アンジョス。「今日はトニー(・ファーガソン)の方が良いファイターだったよ」と勝者を称えた。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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