【UFC】エディ・アルバレスが初回TKO勝ちで王座奪取
Zuffa
「UFC FIGHT NIGHT in Las Vegas」
2016年7月7日(木・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス
MGMグランド・ガーデン・アリーナ
▼UFCライト級タイトルマッチ 5分5R
○エディ・アルバレス(アメリカ/UFCライト級2位)
TKO 1R 3分49秒 ※パンチ連打
●ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル/UFCライト級王者)
※アルバレスが新王座に就く。アンジョス
アルバレスは日本の『MARS』(現在は消滅)や『DREAM』にも参戦しており、数々の名勝負を残して日本でも人気の高い選手。『ベラトール』を経てUFCに参戦し、4戦目にしてタイトルマッチへ辿り着いた。1月には元王者アンソニー・ペティスを下して波に乗っている。
一方の王者ドス・アンジョスも日本の『パンクラス』に参戦しており、UFC出場後18戦目となる昨年3月に同じアンソニー・ペティスを破ってタイトルを奪っており、昨年12月にはドナルド・セラーニに勝利して初防衛を果たしている。
1R、サウスポースタイルのアンジョスにアルバレスは右ローで仕掛けていく。序盤からスピーディーなパンチとローの打ち合いとなり、3分経過近くでアルバレスがタックルを仕掛けるが、すぐにアンジョスが立つ。
アンジョスの圧力が強まり、ケージに詰まり気味だったアルバレスだったが、アルバレスの右フックでアンジョスが大きくグラつき、アルバレスは一気に左右フックとアッパーのラッシュ。
離れたアンジョスにアルバレスは飛びヒザ蹴り。アンジョスが組み付いて倒すが、アルバレスはすぐに立ち上がってパンチのラッシュを続ける。アンジョスをフックとアッパーの連打で長い時間棒立ちにさせ、ついにレフェリーがストップ。アルバレスが衝撃的なTKO勝ちで新王座に就いた。
マイクを向けられたアルバレスは、「ありがとう。これが、僕が今までやってきたことの集大成です」と、涙ながらに勝利者インタビューに答えた。
▼ヘビー級 5分3R
○デリック・ルイス(アメリカ/UFCヘビー級12位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ロイ・ネルソン(アメリカ/UFCヘビー級10位)
UFCの人気者ネルソンに挑むは、“ブラック・ビースト”の異名を持つルイス。現在3連勝中と勢いに乗っている。
1R、ルイスに右フックをかわされたネルソンだが、組み付いてきたルイスを逆にケージ(金網)へ押し込む。ネルソンは太ももにヒザ蹴りを入れるがブレイク。ルイスがハイキックを繰り出すと、ネルソンはタックルでテイクダウンを奪い、上からヒジを落とす。
立ち上がったルイスはすかさず右アッパー。ルイスの打撃で追い込まれるネルソンだが、組み付いてしのぐ。ブレイク後も左右フックとアッパーでネルソンを圧倒するルイスだが、残り時間わずかでネルソンがテイクダウンを奪った。
2R、ルイスは右ローを蹴るが、ネルソンはジリジリと前に出て行く。ネルソンの右ローがヒットし、ルイスは後退。残り2分のところでネルソンがタックルでテイクダウンを奪い、サイドポジションから顔面へパンチとヒジ。立ち上がるルイスを2度にわたってテイクダウンするネルソン。
3R、ルイスはボディへの飛びヒザ蹴りを放つが、ネルソンに受け止められてケージに押し付けられる。ネルソンはまたもテイクダウンを奪い、上からパンチを落とす。立ち上がるネルソンの両足を刈って再びテイクダウンさせるネルソン。ルイスが立ち上がるとブレイクに。
残り1分、ルイスは右フックと左ミドルで前へ出る。パンチを打ち込むルイスにネルソンは組み付く。両者フックを思い切り振り回し、ルイスの右フックがクリーンヒットしてネルソンのアゴが跳ね上がる。
判定は2-1と割れ、ルイスが上位ランカーのネルソンを破った。
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ALL PHOTO=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)
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