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【ONE】小笠原裕典が高速回転ヒジで衝撃KOデビュー

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2018/06/24(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

日本でも活躍したナラントンガラグ(上)が持ち前のパワーで完勝

▼フェザー級 5分3R
○ナラントンガラグ・ジャダンバ(42=モンゴル)
TKO 2R 4分58秒 ※パウンド連打
●エドワード・ケリー(フィリピン) 

 1R、ナラントンガラグがフックで飛び込むがケリーが組み付き両差しで押し込む。互いに腰が強いがナラントンガラグが内股で投げてテイクダウン。上から強烈なパウンドを落とすナラントンガラグ。被弾するケリー。立ち上がってもナラントンガラグはフックをブン回し、ケリーは後退する。身体の強さを生かして戦うナラントンガラグがペースを掴む。
 
 2R、ナラントンガラグがタックルでテイクダウン。サイドポジションから上四方に移行したナラントンガラグはノースサウスチョークを仕掛ける。凄い力で絞め上げられるもケリーは脱出。しかし、またナラントンガラグがテイクダウン。完全にバックマウントを取ったナラントンガラグがパウンドを連打し、そのまま打たれ続けるケリーを見たレフェリーが試合を止めた。ナラントンガラグが圧巻のパワーファイトでTKO勝利。


壮絶な名勝負となったがジェヘ(左)がモラエス(右)を破り、王座統一した

▼メインイベント ONEフライ級王座統一戦 5分5R
○ジェヘ・ユスターキオ(29=フィリピン/暫定王者)
判定2-1
●アドリアーノ・モラエス(30=ブラジル/正規王者)
※ジェヘが王座統一に成功

 1R、どっしりと構えるジェヘに対し、ステップを踏むモラエス。緊張感のある間合い合戦の中、モラエスのローをキャッチしたジェヘがタックルでテイクダウン。モラエスは首を抱えてディフェンス。首を抜きパウンドを落とすジェヘにモラエスが腕十字固めを仕掛けるが、ジェヘは立ち上がり外す。そのままスタンド状態でバックを取ったジェヘが後ろからヒザ蹴りとパンチを打ち込む。この攻撃でモラエスは鼻から出血。
 
 2R、モラエスがジリジリとプレッシャーを掛けるが、ジェヘはパンチと前蹴りで迎え撃つ。打撃で劣勢になったモラエスは遠い距離からタックルし、そのままバックを取る。立ったままジェヘの背中に組み付きパンチを見舞う。
 
 3R、モラエスが長いリーチを生かして遠い距離から右フック。ジェヘは腕をだらりと下げパンチでカウンターを合わせると同時にタックルを切る体勢をつくる。しかし、モラエスがタックルから強引にリフトアップしテイクダウンに成功。流れるような動きでパスガードを成功させたモラエスがグラウンドで優位に立った。
 
 4R、モラエスが遠い距離からローとハイを当て、打撃のフェイントを織り交ぜながらタックル。テイクダウンに成功したモラエスはグラウンドのポジショニングでジェヘを翻弄。しかし、ジェヘは一瞬の隙を付き立ち上がると、そのままモラエスをリフトアップし叩き付けた。この攻防に場内は大歓声。ラウンド終了間際にはモラエスがタックルでテイクダウンに成功する。
 
 5R、遠い距離からのタックルでテイクダウンに成功したモラエスは、ジェヘの動きに合わせてフロントチョーク。これが極まったかのように見えたがジェヘは脱出。ジェヘは立ち上がろうとするモラエスのバックを取る。しかし、モラエスはそのまま前転しヒザ十字固めを仕掛けつつトップポジションを奪取。この両者のアグレッシブな攻防に場内は最高潮。
 
 再びスタンドになり、ジェヘが組み付いてからバックを取るが、モラエスはまたしても前転しヒザ十字固め。ここも脱出したジェヘは、スタンド状態でバックを取りヒザ蹴り。そして、モラエスはこの試合3度目の前転。最後はモラエスが上のポジションを取り、試合終了のゴング。展開がハイスピードで変わる壮絶な名勝負は、判定2-1でジェヘが勝利。見事、フライ級王座の統一に成功した。

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