【UFC】日本勢は1勝2敗、中村K太郎が再起飾る
岡見勇信と廣田瑞人は勝利ならず▼ウェルター級 5分3R
○アレクセイ・クンチェンコ(34=ロシア/元M-1 Globalウェルター級王者)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-27
●岡見勇信(37=和術慧舟會東京道場)
岡見は2006年から約7年間、UFCに参戦し、11年には日本人として初めてタイトルマッチを経験したパイオニアだ。昨年9月に日本で迎えた約4年ぶりとなるUFC復帰戦は一本負けで落としたが、今年4月の復帰2戦目では判定勝ちを収めている。
その岡見が復帰3戦目で連勝を懸けて対戦する相手は、19戦全勝の戦績を誇るロシアの強豪クンチェンコだ。16年4月にM-1 Globalウェルター級王座を獲得した実績を持ち、今年9月のUFCデビュー戦ではベテランのチアゴ・アウベスを判定で下している。
1R、クンチェンコは左インローから右フックに繋げるコンビネーションを多用。岡見はタックルを仕掛けるが、クンチェンコはテイクダウンを許さない。組みの攻防になるとクンチェンコがゴツゴツと右ボディを打ち込む。
2R、細かいジャブでの探り合いから、クンチェンコの踏み込みに岡見が完璧なタイミングでタックルを合わせる。しかし、クンチェンコはしっかりとがぶってテイクダウンさせない。この展開が続く中、クンチェンコはがぶりながらコツコツとパウンドを入れる。
3R、序盤の打撃戦でワンツーを繰り出す岡見に対し、クンチェンコが左右ハイでたびたび強襲。岡見はクンチェンコの右フックも被弾して一瞬腰が落ちてしまう。胴に組み付いてきた岡見にエルボー連打を落とすクンチェンコ。岡見はしぶとくタックルを仕掛け続けたが、最後までテイクダウンを奪うことはできず、大差の判定負けとなった。
▼ライト級 5分3R
○クリストス・ジアゴス(28=アメリカ)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-28
●廣田瑞人(37=CAVE/元DEEPライト級王者)
廣田はこれまでにDEEP、SRC(戦極)、CAGE FORCEの3団体でベルトを巻いたベテラン。2015年に行われた「Road to UFC」を経て、UFCと2度目の契約を結んだ。再契約後の初陣は勝利で飾ったが、その後は2連敗と苦境に立たされている。
対戦相手のジアゴスも今年9月に約3年ぶり2度目のUFC参戦を果たした選手。再契約後の初戦で一本負けを喫しており、今回の試合が再起戦となる。
1R、序盤の打撃戦で、廣田の左ジャブにジアゴスが右フックのカウンターを合わせて先制。一瞬腰が落ちた廣田は追撃のラッシュを浴びて、タックルで2度のテイクダウンも許してしまう。
2R、巻き返したい廣田がパンチで前がかりになったところで、ジアゴスがタックルを決めてテイクダウン。ジアゴスは上をキープしながら鉄槌を落とす。終盤に立ち上がることに成功した廣田は、やや攻め疲れた様子のジアゴスに顔面ヒザ蹴りを突き上げた。
3R、なおもジアゴスがしぶといタックルでテイクダウンを重ねる。廣田が上を取り返す場面もあったが、スクランブルに持ち込まれてポジションをキープできない。残り30秒で廣田がバックマウントとマウントを取るもここで時間切れ。廣田は判定負けで厳しい3連敗となった。
▼ウェルター級 5分3R
○トニー・マーティン(アメリカ)
一本 3R 1分19秒 ※アナコンダチョーク
●ジェイク・マシューズ(オーストラリア)
▼バンタム級 5分3R
○ソディック・ユサフ(ナイジェリア)
TKO 1R 2分14秒
●スーマン・モクタリアン(オーストラリア)
▼ライトヘビー級 5分3R
○ジム・クルート(オーストラリア)
一本 3R 4分51秒 ※キムラロック
●ポール・クレイグ(スコットランド)
▼フライ級 5分3R
○ウィルソン・ヘイス(ブラジル/UFC世界フライ級8位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ベン・グエン(アメリカ/UFC世界フライ級10位)
▼フライ級 5分3R
○カイ・カラフランス(ニュージーランド)
判定3-0 ※30-25、30-26、30-25
●イライアス・ガルシア(アメリカ)
▼ライト級 5分3R
○ダミル・イスマグロフ(ロシア)
判定3-0 ※30-25、30-26、30-26
●アレックス・ジョージース(オーストラリア)
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