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【NKB】髙橋三兄弟・三男の聖人、NJKF山浦俊一に完勝

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2019/02/09(土)UP

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日本キックボクシング連盟
「NKB 2019 出陣シリーズvol1」
2019年2月9日(土)東京・後楽園ホール

ローで2度のダウンを奪い、判定勝ちした髙橋(右)

▼第12試合 メインイベント NKB・NJKF交流戦 59.50kg契約 3分5R
○髙橋聖人(20=たかはし・きよと/真門/NKBフェザー級王者)
判定3-0 ※三者とも50-46
●山浦俊一(新興ムエタイ/NJKFスーパーフェザー級3位)

 2004年12月以来、交流が途絶えていたNKBとNJKFだが、昨年12月の後楽園大会で14年ぶりに交流再開し、今回が交流第二弾。髙橋は高橋三兄弟の三男であり、昨年6月にNKBフェザー級王座決定戦でひろあきを3RKOし初戴冠を果たした。

 対する山浦は元B-FAMILY NEO所属で大田原兄弟と共にWINDY SUPER FIGHTで活躍し、現在はNJKFスーパーフェザー級トップ戦線で活躍している。

 1R、お互いに蹴り技主体の静かな立ち上がり。2Rには山浦がパンチだけでなく、ヒジも混ぜる。後手に回り気味の髙橋だが、3Rには左ジャブと右ローで徐々にペースを上げていく。4R、髙橋の右ローが効いてきたか、足の止まった山浦に髙橋がパンチをまとめる場面を作り優勢を印象付けた。

 完全に手数の減った山浦に対し、5R、右ローから左ボディを効かせた髙橋がダウンを奪う。

 何とか立ち上がる山浦に、髙橋は右ローで追加のダウン奪取。再び立ち上がる山浦に、髙橋はラッシュを仕掛けたが時間切れ。髙橋が判定3-0で完勝した。長男・一眞は2月11日のKNOCK OUT(vs重森陽太)、次男・亮は2月24日のNJKF(vs大田拓真)出場が決定しており、「2月は兄弟で3連勝したい」と全勝を宣言した。


タフな森本(奥)を秒殺KOした田村

▼第11試合 セミファイナル ミドル級 3分5R
○田村 聖(挙心館/元NKBミドル級王者)
KO 1R 2分22秒 ※ヒザ蹴り
●森本一陽(NEXT LEVEL渋谷/元J-NETWORKスーパーウェルター級王者)

 17年9月に王座陥落した田村は、昨年9月に新日本キックミドル級王者・斗吾に2RKO勝ち。対する森本はアメフト仕込みの突進力と頑丈さを武器に、相手を押し潰すブルファイター。2012年にJ-NETWORKスーパーウェルター級王者となり、2015年にはBigbangスーパーウェルター級王者に輝いた二冠王。

 1R、蹴りを散らす森本は飛び込むような左ジャブ。強烈な右ミドルをボディにめり込ませるが、田村は涼しい顔でこれをキャッチ。

 じりじりと距離を詰める田村はパンチ連打で森本をコーナーに追い込むと右ストレートを打ち抜く。

 ヒザ蹴り連打でダウンした森本は立ち上がるも、足元はふらついており、レフェリーがストップ。KO勝ちした田村は、4月28日から開幕するNKBミドル級トーナメント参戦が決定しており、「絶対に優勝します」と宣言した。

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