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【ビッグバン】3度目の決着戦はダウンの応酬で新人が駿太を振り切る

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2019/03/11(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

パンチの猛攻でKO勝利した山際(左)

▼第11試合 セミファイナル 66kg契約 3分3R 
〇山際和希(谷山ジム/前Bigbangウェルター級王者)
KO 3R 2分36秒
●畠山隼人(E.S.G/NJKFスーパーライト級王者)

畠山が強烈なパンチで攻める

 前Bigbangウェルター級王者・山際和希(30=谷山ジム)vsNJKFスーパーライト級王者・畠山隼人(30=E.S.G)の一戦。

 山際はパンチと蹴りの破壊力に定評があり、15年に元J-NETWORKウェルター級王者・笹谷淳を下してBigbang王座を獲得。17年には「初代K-1ウェルタ―級王座決定トーナメント」に出場し、準決勝まで進出して第3位となった。
 昨年2月のBigbang興行では1RKO勝利している。

 対する畠山は昨年6月にNJKF王座を獲得。直近の試合である昨年12月には、ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・ライトウェルター級王者・宮島教晋を強打でグラつかせ判定勝ちしている猛者。

 1R、畠山はパンチからの左ミドル、ローで、圧力をかけ攻める。距離を取ってローやミドルを単発で返す山際。終盤、畠山のパンチの隙を縫って、山際の右ミドルが多く入る。

 2R、畠山はパンチと左ミドルで前進。山際は右前蹴り、右ミドル・ハイキックで対処する。終盤に畠山のバック気味のヒジで山際がバランスを崩しかける場面も。

山際のこの左でレフェリーは試合を止めた

 3R、接近してフック連打で攻め込む畠山。山際は右のハイキックを連続で蹴る。畠山はほぼパンチだけで攻める。組み付いては隙を見てハイキックをガードの上から蹴り込む山際。
 ラスト1分、山際の右フックが畠山にヒット、そのままもつれてリングに崩れる二人。起き上がった畠山の動きが鈍くなり、一転山際が、左右のフックで攻勢に。
 山際が右フックを何度もヒットさせると、畠山がスタンディングダウンを取られる。なんとか構え直した畠山だったが、山際の再度のフック連打に打たれっぱなしになった畠山をみてレフェリーは試合をストップ。
 元BigbangとNJKFの王者対決は、ホームの山際によるTKO勝利で幕を閉じた。


 

鳩のこの右肘がクリーンヒットし、レフェリーが試合を止めた

▼第10試合 Bigbangバンタム級王座決定戦 3分5R延長1R 
〇鳩(あつむ/TSK japan/WMC日本バンタム級王者)
KO 4R 1分03秒
●松崎公則(ストラッグル/前J-NETWORKスーパーフライ級王者)
※鳩が新王座に就く。

松崎(右)はローとミドルを多様したがすぐに鳩の肘が襲った

 5冠目を目指すベテラン・松崎公則(43=STRUGGLE)に対し、WMC日本バンタム級王者・鳩(27=あつむ/TSK JAPAN)は3冠目を目指す。

 両者は17年5月、J-NETWORKスーパーフライ級王座決定戦で対戦し、パンチとヒジが飛び交う2-0の流血接戦。5Rにヒジでダウンを奪った松崎が勝利している。

 1R、サウスポーの松崎はガードを高く上げながらパンチー、ローを放つ。鳩はオーソドックスに構え飛び込んでパンチをまとめ、打ち終わりにヒジを狙う時も。時折サウスポーに構え、距離を測りながら前蹴りからのパンチ連打をまとめる鳩。松崎は落ち着いて対処し、パンチ、ローを中心に打ち返す。

3Rから鳩の肘の猛攻が光った

 2R、距離をとってからの飛び込みのパンチ連打で入ってくる鳩に対し、松崎は下がりながらカウンターや鳩の打ち終わりにパンチやヒジを狙う。リズムを取りながらオーソドックス・サウスポーと構えを頻繁に変えながら攻める鳩。

 3Rは鳩、松崎ともに手数が増える。鳩のパンチに混ぜ込んだヒジが当たりはじめる。中盤、オーソドックスに構えた鳩の左ヒジが松崎の額を切り裂く。ドクターチェックの後試合再開。松崎が表情を変え、前に出てパンチローで攻める。鳩はステップを踏みながら落ち着いて右ヒジも狙ってゆく。

 4R開始早々に、鳩が左ヒジのフェイント直後の右ヒジ打ちで松崎の頭部を切り裂き。レフェリーが試合を止め、鳩のTKO勝ち。
 かつてヒジのダウンで松崎に敗北し王座を逃した鳩が、ヒジでの勝利で戴冠し借りを返した形となった。

▼第9試合 スーパーバンタム級 3分3R
〇大久保拓(士道館/MA日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0
●高橋茂章(キックボクシングジムKIX/元日本プロキックボクシング連盟スーパーバンタム級王者)

▼第8試合 ヘビー級 3分3R
●工藤“Hitman”勇樹 (エスジム/蹴拳ライトヘビー級王者)
判定0-3
〇実方宏介(真樹ジムAICHI)

▼第7試合 ウェルター級 3分3R
△ジョージ(Club E.D.O)
ドロー
△秋吉雅喜(REBORN経堂)

▼第6試合 58kg契約(ヒジあり) 3分3R
●梅沢武彦(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級3位)
判定0-2
〇佐野貴信(創心會/RISEフェザー級8位)

▼第5試合 70kg契約 3分3R
●森 興二(X-ONE GYM湘南/第2代ZSTフェザー級王者)
KO 1R 54秒
〇小川健晴(T.G.Y)

▼第4試合 スーパーバンタム級 3分3R
〇戸井田大輝(戸井田ジム)
KO 1R 1分19秒
●MITSURU(ウィラサクレックフェアテックス三ノ輪)

▼第3試合 52.5kg契約 3分3R
●渡部ヒロシ(士道館ひばりヶ丘道場)
判定0-3
〇大崎草志(STRUGGLE)

▼第2試合 55kg契約 3分3R
△鈴木太尊(谷山ジム小田原道場)
ドロー
△笠見瑠伊(チームOJ)

▼第1試合 ライト級 3分3R
●加藤雅也(TSK japan)
KO 2R 2分50秒
〇羽鳥 仁(ポンムエタイジム)

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