【ビッグバン】大輝、2階級制覇へ計量パス!高木覚清を「みやぞん!」と挑発も=3.10後楽園
3月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Bigbang・統一への道 其の48』の前日計量が9(土)都内にて行われた。
メインイベント第2試合ミドル級(72.5kg)王座決定戦に出場する大輝(ハリケーンジム/Bigbangウェルター級王者)は72.30kg、高木覚清(RIKIX/ミドル級)は72.20kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王者に。昨年4月に野村太一を破ってBigbangウェルター級王座を獲得し、今回は同団体で2階級目のタイトルに挑戦する。前回は昨年12月に体重超過の上、畠山隼人に判定負け。
対する高木は、戦績19戦11勝(3KO)7敗1分。前回は昨年12月に藤村大輔と対戦。藤村が偶然のバッティングで出血してドクターストップとなり、2Rまでの裁定となったが判定勝利した。
計量パスした大輝はトレードマークのサングラスをかけずに会見に登場し「ここまで、真面目にやってきました」と、これまでのイケイケキャラから一転してのマジメキャラに徹していた。その理由を聞くと「2連敗なんでね。今は、このキャラでいきます」と大輝は、イケイケキャラを封印すると宣言した。
高木は大輝とは対照的に、おっとりタイプ。ゆったりとした口調で「初代ミドル級の王座決定戦、気合入っています。初のメインなんで、しっかりがんばりたい」と丁寧に話し、会見を和やかなムードにした。
大輝は高木の印象について「みやぞん!」と、タレントでお笑い芸人のみやぞんに似ていると笑った。これを聞いた高木は「中学生の時、みやぞんに似ているとよく言われました。でも、最近は言われていなかったんで、久しぶりだなと思いました」と微笑んだ。
あまりにも対照的なキャラクターなので、学生時代にこういうタイプはいたか聞かれると大輝は「ああ、いましたね。よくケーキを買って親と家まで謝罪に行った記憶があります」とブラックジョークを飛ばせば、高木は「僕はイジメられていないですよ」と笑って否定した。
今は大人しい大輝だが、「明日は結果を出してK-1に乗り込みたい。ビッグバンで3階級を狙いたい」と2階級制覇後の構想をぶち上げて、らしいところも見せた。
明日は大輝の復活か、高木の台頭か、見逃せない試合になりそうだ。
▶次ページは、【フォト】出場選手のバキバキボディ!全計量結果
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