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【NJKF】大田拓真、フェザー級新王者に!真琴が飛びヒザ蹴りで一航からダウン奪いSバンタム級王座獲得

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2024/02/12(月)UP

一航を下した真琴が新王者となった

▼第10試合 NJKFスーパーバンタム級王者決定戦 3分5R
●一航(新興ムエタイジム/NJKFスーパーバンタム級1位)
判定0-3 ※47-48、47-49×2
〇真琴(誠輪ジム/NJKFスーパーバンタム級3位)
※真琴が新王者に

真琴(右)がヒジ打ちで一航(左)を出血に追い込む

 一航はNJKFのトップファイターで、WBCムエタイ日本統一バンタム級王座をはじめ、過去3本のベルト戴冠歴がある。22年9月に鬼山桃太朗に勝利しBigbang Sバンタム級王座を獲得して4冠王に輝いた。23年3月に晃貴にKO負け、12月にBigbangで小巻海斗を判定で下して王座防衛に成功した。今回はNJKF3位の真琴とNJKFスーパーバンタム級王者決定戦を争う。

 1R、一航は、ミドルキック、カーフキックをタイミング良くヒットしていく。真琴もミドルキックを返し、パンチからのローキックで崩しにかかる。一航は、大きな動きがなくカーフキック。真琴は右の強打を放つ場面があった。

真琴にヒザ蹴りで一航がダウン

 2R、一航は、真琴を首相撲で転がす。さらに左ボディブロー、ヒザ蹴りをボディへ叩き込み、ペースを上げていく。真琴は一歩も引かずに、早いジャブからのローキックで反撃。そして左フックでKOを狙う。

 3R、一航は、強烈な右ローキックをヒットさせる。そしてヒザ蹴りをボディへ。真琴も蹴り返し、さらに打ち合いに持ち込み、接近戦でヒジ打ちを直撃。一航は額の辺りから出血。ドクターチェックが入るも続行。真琴はジャブで一航の傷口を狙う。再び出血が激しくドクターチェックも、また続行に。一航は追い込まれていった。

一航は猛反撃するも判定負け

 4R、このままだと出血で止められる可能性が出てきた一航は、ここからギアを一気に上げてパンチを連打。真琴も打ち合いに応じて、激しい乱打戦に発展。そして真琴は、飛びヒザ蹴りがヒット。ダウンを奪われた一航は立ち上がり、パンチを打ちに行ったところでラウンド終了。

 5R、後がない一航は、前へ出てパンチを振り回す。真琴は被弾する場面もあったが、何とかダウンしないで耐える。最後まで一航は逆転を狙うが、勝負は判定へ。ダウンを奪っている真琴が、3-0で勝利した。新王者に輝いた真琴は「知名度のない僕と試合をしてくれて、リスクしかないのに戦ってくれてありがとうございます。このベルトの価値を上げていきます」と宣言した。


嵐は甲斐元太郎を下して新チャンピオンとなる。シングルマザーの母親にベルトのプレゼント

▼第9試合 NJKFバンタム級王者決定戦 3分5R
〇嵐(KING gym/NJKFスーパーバンタム級3位)
KO 2R 2分54秒 ※右ヒザ蹴り
●甲斐元太郎(理心塾/NJKFスーパーバンタム級2位)
※甲斐は計量オーバーのため減点1からスタート。嵐が勝った場合のみタイトル獲得となる

嵐は序盤からKOを狙う

 スーパーバンタム級3位の嵐は、昨年2月には佐藤勇士をボディブローでKO勝ちを収め、6月にKAZUNORIを判定で下した。甲斐元太郎は元NJKFバンタム級王者で、ベルトを奪い返すことができるか注目が集まる。

 1R、嵐はいきなり接近してカーフキック、右の強打を打ってKOを狙っていく。甲斐は右ストレート、ボディ打ちを返す。それでも嵐は、“やったるぜ”と叫びながらカーフキック、右を強引に打っていく。甲斐は冷静に攻撃をガードし、カーフキックを返した。

ヒザ蹴りでKOする嵐

 2R、ここでも嵐は、カーフキック、左右のパンチをラッシュする。どうやら序盤でKOする覚悟のようだ。甲斐はこの攻撃のラッシュを受け止めていたものの、ついに右ヒザ蹴りをボディへ受けてしまう。減量失敗でボディにもらう強打は、さすがに厳しいものがある。甲斐はそのまま倒れるとテンカウントを数えられ、KO負けとなった。

 NJKFバンタム級王者となった嵐は「昨年の11月の試合をみて、ネットでブレイキングダウンとか書かれたけど、俺の試合を見たかよ!次は、ノックアウトの53kg王者とやらせてください」とアピールした。

大和哲也(中央)のジムがNJKFに加盟。右はKNOCK OUTの山口元気代表

 第8試合終了後、本大会のプロデューサーを務める武田幸三がリングへ上がり、現K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の大和哲也をリングへ呼び込んだ。大和は自身のジム「GRATINESS」が、NJKFに加盟することを発表した。そしてKNOCK OUTの山口元気代表もリングへ上がり、NJKFとの対抗戦を武田が強引に(?)発表して、なぜか大和と絡むことに。山口代表が「哲也君は何kgだっけ?うちの(鈴木)千裕とどう?」とリップサービスをする場面もあった。

▶次ページは、ジャムワンスックvs.真吾、吉田凛汰朗vs.青木洋輔、真美vs.美斬帝、その他の試合結果

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