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【NJKF】壱が嵐を完封!JAPAN CUP55kgトーナメントはKNOCK OUT勢が全勝

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2024/11/10(日)UP

壱(左)が嵐を完封してJAPAN CUP 55kgトーナメント準決勝進出を決めた

ニュージャパンキックボクシング連盟
『NJKF祭 KICKBOXING JAPAN CUP 1st ROUND ヒジあり55kg最強決定トーナメント』
2024年11月10日(日)東京・後楽園ホール

▼第10試合 JAPAN CUP 55kgトーナメント 3分3R (EX1)
●嵐 (KING gym/NJKFバンタム級王者)
判定0-3 ※28-29、29-30、28-30
〇壱・センチャイジム (センチャイムエタイジム/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)

 JAPAN CUP55kgトーナメントが、ヒジ打ち有りで行われる。

嵐(左)は蹴りで壱と勝負した

 壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)は嵐(KING gym)と対戦。両者の対戦は8月の会見時に、KNOCK OUTの山口元気代表とNJKF 武田幸三プロデューサー合意の上で決まっていた。壱は戦績28勝(10KO)9敗1分のKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者。今年7月にはONEに初参戦し、判定で勝利している。

 対する嵐は戦績12勝(6KO)2敗2分の現NJKFバンタム級王者。今年4月にはNJKFとスックワンキントーンとの対抗戦として、スックワンキントーン バンタム級王者・桂英慈と対戦するもドローとなった。

壱のミドルキックが嵐の動きを止めた

 1R、嵐は右ミドルキックで先制。左足のストッピングを多用しながら、ミドルキックを叩き込んだ。サウスポー構えの壱は、左ミドルキックで攻撃も、ややストッピングでリズムが出ない印象も。だが壱はヒジ打ちを放ち、最後は打ち合った。

 2R、壱は前足を狙われるため、前足での前蹴りを多用する。それでも嵐はインロー、ストッピングで軸足を狙う。壱はミドルキックをヒットし、さらに前蹴りを決める。嵐はパンチを打つも不発に。壱はヒジ打ちで攻めて優位に立つ。

JAPAN CUP 55kgトーナメント2回戦に進出する壱(右から2番目)、森岡悠樹(右から3番目)、古村光(右から4番目)、前田大尊(右から5番目)

 3R、壱のミドルキックが何発もヒットする。嵐は動きが止まっていき、ミドルキックを受ける場面が目立つように。勢いを増す壱は、ミドルキック、前蹴りを次々と決めていった。判定勝負は、3-0で壱が勝利し準決勝進出を決めた。

 勝利した壱は「嵐君、武道をしっかり勉強し直してください。待ってます。気を付けて帰ってください」と挨拶した。

 なお、JAPAN CUP 55kgトーナメント決勝ラウンドは12月30日に開催するKNOCK OUTで行われる。

▶次ページは、真琴 vs.森岡悠樹、古村光  vs.佐野祐馬

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