【ONE】世羅智茂、デビュー戦で鮮烈一本勝ち！三角絞めでロシア強豪からタップ

2024/08/23（金）UP
（最終更新：2024/08/23 22:31）

　8月23日にタイ・バンコク ルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 76』のライト級サブミッショングラップリングにて、世羅智茂（35=Carpe Diem）がマゴメッド・マティエフ（33=ロシア）に1R3分6秒で一本勝ち。三角絞めで相手からタップを奪い、デビュー白星を飾った。

【動画】世羅が三角絞めで華麗な一本！相手はタップ

　世羅は全日本ブラジリアン柔術選手権ライト級＆無差別級優勝や17年IBJJF（国際ブラジリアン柔術連盟）アジア選手権黒帯フェザー級2位などの実績を持つなど、日本グラップリング界のトップ選手。今回がONE初参戦となる。

　対するマティエフはタイのPhuket Grappling Academy所属の選手で23年12月のADCCタイ・オープンのアブソリュート級で優勝した実績を誇る。

　試合は1R開始すぐ、スタンド状態で、長身のマティエフが世羅の頭を抱え込み、いきなりフロントチョークを狙うが、世羅はすぐに頭を抜いて冷静に対処。

　再びスタンドの展開、すると世羅が飛びつき腕十字！キャッチコールも入り、掴まれたマティエフの左腕がかなり伸びた状態となったが、マティエフは回転しながらポイントをずらしピンチを回避する。

　下から攻める世羅。マティエフがガードの中に入ると、すかさず三角絞め。これがガッチリと極まるとマティエフがタップし、世羅が快心の一本勝ちを決めた。

　世羅は勝利マイクでタイ語で観客に挨拶すると、「（極めた三角絞めは）戦略には入ってなかったが、得意の技だった」と勝利を喜んだ。

『ONE FRIDAY FIGHTS 76』
2024年8月23日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼ライト級サブミッショングラップリング
●マゴメッド・マティエフ（ロシア）
一本　1R3分6秒　※三角絞め
○世羅智茂（Carpe Diem）

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