【ムエマラソン】本命ペットモラコットがKO勝ちで優勝、2連覇達成
▼第10試合 TOYOTA -65kgトーナメント決勝戦
○ペットモラコット・ウォーサンプラパイ(タイ/現プロムエタイ協会ライト級王者)
TKO 2R 32秒 ※右ストレート
●シーラリット・チョー・サムピーノン(タイ/MAX MUAYTHAIウェルター級王者)
※ペットモラコットがトーナメント優勝。
1995年からタイのTOYOTAが冠スポンサーとなって開催されている賞金トーナメント、通称「ムエマラソン」が日本初上陸。約2時間半の間に1回戦から決勝戦まで行う8人トーナメントはまさに“マラソン”と呼ぶに相応しい過酷なトーナメントだ。
タイのメインイベンター4選手と日本の各団体王者4選手(日本人選手には+2kgのハンデが与えられ-67kg契約)が参戦。試合直前の抽選でトーナメントが決まり、1回戦はいずれもタイvs日本の組み合わせとなった。
決勝戦へ上がって来たのは、優勝候補本命のペットモラコットと、卓越したテクニックを見せたMAX MUAYTHAIウェルター級王者シーラリット。ペットモラコットは昨年のムエマラソンでも優勝している。
1R、お互いにジャブと前蹴りで距離をとり、シーラリットは右ミドル、ペットモラコットは左ミドル。長いリーチを誇るペットモラコットがジャブを巧みにヒットさせていく。首相撲では高い位置でヒザを当てるペットモラコットが有利か。
2R、首相撲に持ち込んだペットモラコットがヒザを何度も当てる。ロープ際に追い込んだところでペットモラコットがストレートを連打。
顔面に意識を集中させて左ボディストレートを突き刺し、続く右ストレートが顔面にヒット。シーラリットはダウンしてそのまま立ち上がれず、優勝候補本命のペットモラコットがトーナメントを制して昨年に続く2連覇を達成した。
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