【Krush】山本直樹、佐野天馬を振り切り再起戦勝利
K-1実行委員会
『Krush.112』
2020年3月28日(土)東京・後楽園ホール
▼第5試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○山本直樹(優弥道場)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●佐野天馬(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)
※本戦判定0-1(29-30、29-29、29-29)
山本は昨年、7月に中国のワン・ジュンユーを降して12月に王者レオナ・ペタスに挑むもKO負け。同じく8月に森坂陸を降すも11月に新美貴士に敗れた佐野と再起戦同士の顔合わせとなる。
オーソドックスに構える両者は、ともにガードを高く固く構え、ジャブ・ローで相手の出方を探る。ボディフック、三日月蹴りと巧みなボディ攻めを見せる山本だが、打ち合いになると佐野が右ストレートと左フックでとらえ、やや優勢となる。
2Rも両者は堅固なガードからミドルとローで蹴り合いを展開。佐野はパンチがよく伸び、右ストレートで山本をとらえる。だが、山本はそこから後のパンチはスウェーでかわし、逆にカウンターを狙い、左ミドルも打ち込み追撃を止める。
3R、前に出た山本がストレートを顔・ボディと打ち込み、佐野をロープに追い込む。しかし佐野はここで右ストレートをカウンターして反撃。そして山本に左ボディをやり返す。しかし山本はこれで下がらず、佐野も応じて打ち合いに突入。両者ショートレンジでパンチを交錯し、一歩も引かずに本戦終了のゴングが鳴る。
判定は30-29、29-29、29-29で1者が佐野を支持するもドロー。延長ラウンドに突入となる。
延長ラウンド、山本がジャブと左ミドルと攻めて出る。そして右クロスを当てると佐野がやや後退。だが、これをしのいだ佐野は前に出て接近戦を仕掛け、山本にプレッシャーを与える。だが山本は右ストレートを当て、両者3Rのように打ち合いへ。ボディの打ち合いから佐野は左右のフック、山本は右ストレートとともに拳を振るって延長が終了。
判定は3者とも10-9で山本を支持。昨年12月にKrushタイトルマッチでレオナ・ペタスに敗れて以来の再起戦で勝利した。
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