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【RIZIN】大雅が激戦ドロー、髙橋三兄弟・亮とダウンを奪い合う

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2022/03/20(日)UP

大雅(左)vs髙橋はダウンを奪い合う激闘となった

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.34』
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

▼第10試合 RIZIN キックボクシングルール(61.0kg):3分3R
△大雅(チームドラゴン)
ドロー 判定1-0 ※28-27(大雅)、28-28×2
△髙橋亮(真門ジム)

髙橋のキックがヒット

 元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅。18年からRIZINに参戦すると原口健飛や白鳥大珠といった強豪に敗れ連敗するがその後は20年に山畑雄摩、基山幹太を相手に2連勝。昨年7月にはRISEのリングで中村寛に敗れるが、続く11月大会では梅野源治に判定勝利を挙げた。

【動画】大雅の怒涛の猛ラッシュ!被弾しながらもパンチを返す髙橋

 対する髙橋はNKBではバンタム級、フェザー級で二階級制覇を達成。兄二人もキックベルトを巻く髙橋三兄弟の三男だ。昨年にRIZINに初参戦。RIZIN KICKワンナイトトーナメントに参戦し、優勝した白鳥大珠にKO負けを喫した。RIZIN初勝利を目指し地元大阪大会への参戦となった。

パンチを当てる大雅

 1R、サウスポーの両者。髙橋はプレッシャーをかけつつ長いジャブとローを飛ばす。大雅はそこへ一気に飛び込んでフック、飛びヒザなど速い攻撃を仕掛ける。しかし髙橋はガードを固めて詰めると、大雅がバランスを崩したタイミングにちょうど右の蹴りがアゴに当たりダウンを奪う。立った大雅はガードを上げると髙橋の打ち終わりに飛び込んで左右のフックを振る。

大雅がダウンを奪い返す

 2R、強いミドルを蹴る髙橋に大雅は前へ出て詰めるとフックを振るが、空振りが目立つ。前進する大雅のボディへヒザを合わせる髙橋。下がって一定の距離を保ちつつ、髙橋がジャブやミドルを的確に当てる。

 3R、ダウンを挽回するため大雅が前へ出る。下がる髙橋を追ってパンチを出し続ける。髙橋はジャブやストレートなど長いパンチやミドルキックで応戦する。すると途中で髙橋が突然声を上げ、一瞬腰が落ちる。大雅はさらに前へ出ると遂に左フックから右フックでダウンを奪う。

 フィニッシュとばかりに、立った髙橋に連打をまとめる大雅。しかし髙橋も足を止め打ち合い、そのまま試合終了。髙橋は脚を痛めたか引きずっている。判定はジャッジ一人が大雅を支持したが残り二人はドロー。序盤にリードされた大雅がダウンを奪い返し追いついた形となった。

▶︎次ページは【動画】大雅の怒涛の猛ラッシュ!被弾しながらもパンチを返す髙橋

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