【ONE】ロシア強豪ナバティが22戦全勝に、豪快パンチでノンオーを撃破!
『ONE Friday Fights 81: Superbon vs. Nattawut』(ワン フライデーファイツ 81)
2024年9月27日(金)タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼バンタム級 ムエタイ
●ノンオー・ハマ(タイ)
判定0-3
〇カムラン・ナバティ(ロシア)
ノンオーは300戦を超えるムエタイ界の大ベテラン、現在は35歳。ルンピニーでは4階級制覇、ラジャダムナンスタジアム王座戴冠など、数々の記録を打ち立ててきた。19年2月にONEムエタイ世界バンタム級王者となり、数々の強豪を相手に防衛成功。しかし、23年4月にジョナサン・ハガティーにKOで敗れて王座陥落後、今年4月にも敗戦しており、連敗脱出を目指す。
対するナバティは、アマチュアムエタイで数々の実績を残し、23年9月のONE Friday Fightsに初参戦以来、3連勝をマーク。今年6月にはスーブラックに初回KO勝ちを収め、勢いそのままレジェンド狩りに挑む。戦績は21戦全勝だ。
1R、ナバティがワンツーを伸ばし、接近して左右フックをガードの上から叩く。ノンオーはしっかりとガードを上げ、右ローや左ミドル。終盤、ノンオーがの飛び込みに、ナバティがフックを合わせ、ノンオーがバランスを崩す。
2R、蹴り足を掴んで、左右フックを打つナバティ。ノンオーは左ミドルで応戦し、右ローを蹴り込む。ナバティはバックスピンキック、ノンオーの蹴り足を何度も掴んでパンチを打つ。ノンオーは左ミドルを中心に攻撃を組み立てるが、ナバティは細かいフック、カウンターのストレートなど、手数を落とさない。
3R、首相撲からヒザ蹴りの両者、ノンオーが左ミドルを蹴れば、ナバティは右ボディストレート、左フックのカウンターを打つ。ナバティは細かいパンチから右ヒザ蹴り、ノンオーは下がりつつも必死に左ミドルで応戦。ナバティが最後まで、ボディ打ちを混ぜつつ、パンチでアグレッシブに攻める。首相撲では、ノンオーがこかし、試合終了となった。
ジャッジは試合ペースを握ったナバティを3者とも支持。ナバティが判定勝ちで、デビュー以来の連勝記録を22に伸ばした。
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