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【K-1】朝久泰央が三日月蹴り炸裂！強豪クワチを振り切る

2025/07/13（日）UP

朝久泰央が勝利

K-1実行委員会
『K-1 DONTAKU』
2025年7月13日（日）マリンメッセ福岡B館

▼第13試合/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○朝久泰央（朝久道場/第5代K-1 WGPライト級王者）
判定2-0　※30-29×2、29-29
●ダニラ・クワチ（ベラルーシ/Gridin Gym）

　朝久は、父・朝久篤館長のもとで、兄・裕貴と共に“朝久空手”の鍛錬を積み重ね、2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックから勝利して第5代K-1ライト級王座に就いた。その後、22年2月に与座優貴に敗れ、翌23年3月に与座とのリベンジマッチに臨むも判定負けを喫し王座から陥落。1年7カ月後の再起戦で龍華を退けた後、RIZINのリングで2戦。約9カ月ぶりにK-1 GROUPのリングへ戻る。
　対するクワチは戦績14勝（7KO）3敗の、キックボクシングとムエタイ両方の試合を経験しているファイター。アマチュア時代にはミゲール・トリンダーデをKOした実績を持つ。昨年12月にチンギス・アラゾフ推薦選手としてK-1 GROUPに初参戦を果たすと、寺島輝をわずか128秒でKOしインパクトを残した。

　強引に入り左右フックを叩きつける朝久。クワチの打ち終わりに朝久がワンツー。クワチは朝久の入り際に右ストレート、右ミドルをボディを合わせる。2R、朝久の左三日月が突き刺さると、クワチは効いたかやや前傾姿勢で後退する。

　3R、クワチは上体を振りながら朝久のボディへ右ミドル、右フック。至近距離でフックを叩きつけ合うも、両者疲労を隠せず有効打がないまま試合終了のゴング。両者死力を尽くした大接戦は、2-0で朝久に軍配が上がった。

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