【ROAD FC】100万ドル世界トーナメント前日会見が大荒れ
7月15日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される『XIAOMI ROAD FC 040』の前日計量&記者会見が、14日(金・同)に現地で行われた。
今大会でいよいよ本戦開幕を迎える「ROAD FCライト級世界トーナメント」。世界予選を勝ち抜いた総勢16人のファイターたちが、ROAD FCライト級王者クォン・アソル(韓国)への挑戦権を懸けて争う。そして、アソルを倒せば新王者の称号と共に賞金100万ドル(約1億円)を手にすることができるというものだ。
今回この一大トーナメントに日本から2選手が参戦。元修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治(総合格闘技道場BURST)がアマチュシン・フーヘンフウ(モンゴル)と、DEEPのトップファイターである下石康太(BLOWS)がパク・デソン(韓国)と、それぞれ1回戦で対戦する。
この日の計量では、トーナメントに出場するレオ・クンツ(アメリカ)とキム・チャンヒョン(韓国)の2選手がオーバー。後ほど再計量に臨むこととなったが、試合は予定通り行われる(ペナルティーは最終計量の結果により決定される)。
その後、トーナメント出場選手に、ROAD FCのジョン・ムンホン代表と王者アソルを加えて記者会見がスタート。すると、過去の会見でチェ・ホンマンにグローブを投げつけるなど、その無礼な言動で知られる悪童アソルがさっそく本領発揮。
自らは翌日の出場選手でないにもかかわらず、冒頭から主役のようにマイクを握り続けて挑発し、会場にいたUFCライト級1位のハビブ・ヌルマゴメドフまでをも巻き込む展開に。さらに下石と対戦するデソンも、アソルと舌戦を繰り広げた末にテーブルをひっくり返すなど、荒れ模様となった。
そんな中、佐々木は自分に質問が回って来ると開口一番、「まずはアソル選手、結婚おめでとうございます。結婚生活はすごく楽しいですよ」と笑顔で祝福。会場も和やかな雰囲気となり、これにはアソルも思わず笑みを浮かべて一礼する。
地元韓国の記者から、試合に向けて奥さん(元MMAファイターの藤井惠)から何かアドバイスを受けたか、との質問には「このトーナメントにはすごい選手が集まっているので、優勝する自信がある訳ではないです。奥さんからのアドバイスは特にないですが、悔いの無いように戦って来いとは言われました」と言う。
また、「12月の試合ではアソル選手に完敗でしたが、戦っていて楽しかった。できればもう一度、あなたと戦えるように一から頑張るので、待っていて下さい」と続けると、アソルは拍手で応えた。
一方、下石は「自分のジムをもっとワールドワイドに広めていきたいので頑張りたいです。デソン選手が僕を飛び越えてチャンピオンとやり合っているのですが、明日は空気を読まずに僕が勝ちます」と意気込みを語っている。
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