【UFC】五味隆典「無茶する、爆発する」
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の「アルティメット・メディア・デー」(メディア向け取材日)が、20日(水)都内で行われた。
2014年9月以来のUFC日本大会出場となる五味隆典(東林間ラスカルジム)は、ライト級5分3Rでキム・“マエストロ”・ドンヒョン(韓国)と対戦する。
五味はUFCでの過去12戦(4勝8敗)を振り返り、「トップランカーとやってきたので、それに対応できるところまでは出来ていなかったのが反省点。長い現役生活の中で疎かになっていたというのはありますね。オクタゴンに上がるまでの工程しか出来なかったという試合が多かったです」と、準備不足だったことを反省。
しかし今回は「久しぶりにとことんトレーニングしたからというのもありますが、いい流れと言うか、“きたぞ”っていうのがあった。ウェイトトレーニングのトレーナーもセコンドに就いてくれるし、木口(宣昭=五味の最初の師匠)先生のトレーニングも1カ月にわたってやりました。本当にトレーニングに没頭して余計なことを考えない時間というのを過ごしてきました。この年になってそういう時間があるのは貴重でしたね。とにかく今年いっぱい集中してやります」と、充実した練習が出来たと話す。
日本のファンに向けてのコメントを求められると、「思い切りメチャクチャやろうと思っている。飛行機に乗らなくても帰れるから、余力を残さないようにやろうと思っているので、一緒にアツくなってもらえればそれが全部自分のエネルギーになる。そのエナジーをお客さんにもらいたいですね。とにかく俺は無茶するからそれを楽しんで応援して欲しい。それくらい爆発する。
あと1回か2回、いい試合をやろうと思っているので好きなように楽しんでもらえれば。やれば勝てるってことを証明しないといけないですよね。絶対にあきらめない試合をして楽しんでもらえればと思っています。僕自身も十分試合をしてきたというのもあるし、最後に自分らしい試合をみんなに見てもらえればいい」と、全力で臨むと誓った。
また、8月26日に行われたフロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガー、9月16日に行われたゲンナジー・ゴロフキンvsサウル・カネロ・アルバレスに刺激を受けたと言い、「いい試合でしたね。気合いと根性の試合でした。あれくらい気合いと根性のある試合をやりたいです。打たれても諦めない。自分の試合前にああいういい試合を見ることが出来てよかったです。UFC JAPANで自分らしい試合が出来ればいいですね」と、今回のテーマは“気合いと根性”だとした。
最後に、記者から結果はどうなると思いますかと問われた五味は「自分が負けると思ってやるやつはいねえだろ!」と、五味らしいセリフで締めくくった。
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