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【ベラトール】女王バッドが“キレてる”肉体で闘志アピール=前日計量

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2017/12/02(土)UP

見事に仕上がった肉体をアピールするバッド

 12月1日(金・現地時間)アメリカ・オクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノにて開催される『Bellator(ベラトール) 189』の前日計量が、11月30日(木・同)に行われた。

 今大会のメインイベントは女子フェザー級(145ポンド=約65.77キロ)タイトルマッチ。王者ジュリア・バッド(34=カナダ)が、アーリーン・ブレンコウ(34=オーストラリア)の挑戦を受けて初防衛戦に臨む。

ブレンコウも好調をうかがわせる笑顔を見せた

 先に計量に登場したブレンコウは笑顔を浮かべながら秤に乗り、144.6ポンド(約65.59キロ)でクリアー。次にバッドが登場すると拍手で迎える余裕も見せた。

 一方、フィットネスのトレーナーとしても活動しているバッドは颯爽と秤に乗ると、闘志あふれる表情で“キレてる”(筋肉が割れていて筋肉と筋肉の境目がはっきり見えているという意味のボディビル用語)肉体を誇示。143.9ポンド(約65.27キロ)でパスした。

 バッドは2010年、当時UFCに次ぐアメリカのMMAプロモーションであった「Strikeforce(ストライクフォース)」でプロデビュー。プロ2戦目でアマンダ・ヌネス(現UFC女子バンタム級王者)、3戦目でジャーメイン・デ・ランダミー(元UFC女子フェザー級王者)、4戦目でロンダ・ラウジー(元UFC女子バンタム級王者)と対戦するなど、早くから後のUFC女王たちとの試合を経験してきた。

 ベラトールには2015年から参戦。昨年3月に女子MMAの先駆者として日本でも知られるマルース・クーネンをTKOに下し、初代ベラトール女子フェザー級王座に就いた。MMA戦績は10勝(4KO)2敗でヌネスとラウジー以外には敗れておらず、現在8連勝中だ。

 対するブレンコウは、2013年にブロボクシングのWBF女子ウェルター級とWIBAライト・ウェルター級の世界タイトルを獲得した実績の持ち主。同年にボクシングと並行するかたちでMMAのプロキャリアをスタートさせ、地元オーストラリアの大会で経験を積んだ後に、2015年からベラトール参戦を果たした。

 現在までのMMA戦績は10勝(5KO)6敗。ベラトールでは3勝2敗の戦績で、黒星は2015年8月のクーネン戦での一本負けと、昨年10月のバッド戦での判定負けだ。しかし、バッドに敗れて以降は、他団体での試合も含めて3連勝を収めている。

 バッドの返り討ちか、ブレンコウの雪辱か。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

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・バッドが先駆者クーネンにTKO勝ち、初代フェザー級女王に

・ランダミーvsホルムの初代UFC女子フェザー級王座決定戦

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