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【KNOCK OUT】“狂犬”高橋一眞「片っ端から潰していきたい」

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2018/02/14(水)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

5月に決定した初の大阪大会を高橋三兄弟で盛り上げたいと、高橋一眞は三兄弟ポーズ

 2月12日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の一夜明け会見が、13日(火)都内にて行われた。今大会では初めてTwitter社による動画配信アプリ『Periscope』(ペリスコープ)でライブ配信されたが、リアルタイムで3万人、のべ17万人が視聴したと小野寺力KNOCK OUTプロデューサーが発表した。

 第1試合でWPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(30=橋本道場)を破ったNKBライト級王者・高橋一眞(23=大阪真門ジム)は、「昨日は狂犬ぶりを発揮できなかったが、いつでも僕の中に狂犬は潜んでいる。いつでも発揮できるので面白いカードを組んでいただければ。昨日は冷静にアツくならないことを心がけて、僕の良さを出すのではなく、町田選手の良さを消してやろうと思って戦っていました」と、こういう戦い方も出来るというところを見せたかったという。

 町田は前日の記者会見で「明日は新しい一歩を踏み出そうと思います。それがもしかしたら批判につながるかもしれないですが、新しい自分を見せます」と謎の予告をしていたが、「僕も不気味やなと思ったんですが、戦ってみたら想定内でした。そこまで何もビックリすることはなかった。僕もめっちゃ怖くて、先生にも弟にも“何をしてくるか分からんぞ”と言われていて、焦ったのはあります」と、警戒はしていたが特に驚くことはなかった。

 これからについては「森井(洋介=KNOCK OUTライト級王者)選手のベルトを目指してやっていきます。リベンジしたい(2016年9月に対戦し、KO負けしている)ので一人ずつ倒していきたい。森井選手のベルトを狙う人なら誰とでもやりたいです。片っ端から潰していきたい」と、王座挑戦への実績を作っていくつもり。

 5月3日(木・祝)にはKNOCK OUT初の関西進出となるエディオンアリーナ大阪第2競技場大会が決まっており、高橋の出場が内定している。

「KNOCK OUTが大阪に来るということなのでめちゃ楽しみ。ホームで試合が出来るのは心強い。めっちゃ盛り上げておもろい試合をします。兄弟(弟2人もキックボクサー)で出たいですね。大阪では東京の人とやりたい」と、ホームで東京の選手を迎え撃ちたいと語った。

 初代MuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(21=こばやし・まなぞう)は、第2試合でアマチュアボクシング2013年台湾大学選手権優勝キル・ビー(22=台湾)を判定2-0で破り、デビュー以来12戦負けなしとなった。

「最初は自分のペースで行こうと思ったんですが、思いのほか凄い圧力をかけられて下がってしまいました。セコンドのアツい声に背中を押されて、最後は勝ててよかったです。向き合った時には小さいなと思ったんですが、それをはるかに超えるパンチ力、パンチの技術に圧倒されました」と、ビーの強さを語る小林。

 それでも勝てたのは「3Rからセコンド陣に背中を押されたのと、絶対に勝つという気持ち。心と身体が一致してきました。パンチをめっちゃもらって下がってしまったので、蹴りをたくさん出せとの指示を受けて蹴りに徹しました」と、セコンドの力が大きかったという。

「次は、女子の試合はこんなもんじゃないところ、倒せるところを見せていきたい。無敗でRRENA選手とやりたいですが、今のままではダメなので一歩ずつ努力していきたいです」と、目標とするRENA戦へ向けて突き進んでいきたいと話した。

※2・12『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の全試合結果

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