【ONE】キックボクシングイベント旗揚げ、元K-1王者ペトロシアンら超豪華メンバー参戦
シンガポールを拠点とするアジア最大のMMA(総合格闘技)プロモーション『ONE Championship』(以下ONE)が、キックボクシングイベント『ONE CHAMPIONSHIP KICKBOXING』を4月からスタートすることを発表した。
元DREAMライト級王者・青木真也や元修斗バンタム級王者・上田将勝らが活躍したONEには、ホジャー・グレイシーやブランドン・ベラなど、元UFCファイターも参戦しており、シンガポールのみならず、マレーシアやタイ、フィリピン、そして中国本土でも大会を開催している。
今回の新しいキックボクシングイベントは、フィリピンの首都マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで4月20日(金・現地時間)に開催される大会『ONE:ヒーローズ・オブ・オナー』でスタート。このイベントには、アジアだけでなく世界中から才能ある選手を参戦させ、ムエタイ、キックボクシング、空手、テコンドー、カンフー、散打、シラット、ミャンマー・ラウェイなどの立ち技をバックグラウンドとする選手たちが戦うとのことで、旧K-1を彷彿とさせる。
同大会には、K-1MAX 2009&2010王者のジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)や、タイの伝説的ムエタイ王者も多数出場する。
4月のマニラ大会でのペトロシアンの相手はジョー・ナタウット(タイ)に決定。プロ・キックボクシング戦績は60勝11敗2分けで、北米のムエタイ大会『ライオン・ファイト』のスーパー・ウェルター級王者。WMC王者でもあり、強烈なヒジ打ちとヒザ蹴りを武器とする25歳とのことだ。
ムエタイから出場する主な強豪としては、2大ムエタイ殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムの両方で王者となりWBCムエタイ世界王者にも輝いた五階級制覇のペッブンチュー・FAグループや、同じくラジャとルンピニー王座を獲得し複数階級制覇もしているノンオー・ガイヤーンハーダーウジム、ムエタイ8冠王ヨードセングライ・フェアテックスを始め、2011年ムエタイMVPで“左ミドルの達人”サムエー・ガイヤーンハーダオなど多くの強豪が参加。
また、キックボクシングでは、昨年9月のONEジャカルタ大会でのMMA戦で関根“シュレック”秀樹をわずか11秒でKOしたヘビー級キック王者アラン・ンガラニ(カメルーン)や、元WKAヘビー級王者セルゲイ・マスロボエフ(リトアニア)らも出場する。
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