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【K-1】郷州が優勝宣言「難聴の子供たちに夢や希望を」

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2018/03/03(土)UP

生まれつき難聴のハンデを持つ郷州(右)は同じ境遇の子供たちにキックの直接指導を行った

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』で、「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する第6代Krush -60kg王者・郷州征宜(ごうしゅう・まさのぶ/31=K-1ジム総本部チームペガサス)が3月3日(土)都内にて囲み取材を行った。

 この日は公開練習が行われる予定だったが、生まれつき難聴のハンデを持つ郷州は同じ境遇の子供たちを招き直接指導を行った。手話を用いてパンチ、キックの打ち方を教え、さらに郷州自らミットを持ってミット打ちをさせると、子供たちは貴重な体験が出来たことで笑顔を見せる。

 指導を終えた郷州は「子供たちに教えたことがなかったので難しかったです。楽しんでもらうためには勉強しないといけないと思いました」と苦笑い。将来は自分のジムを持ちたいと考えており、「同じ境遇の子供ちに気軽に来てもらえるようなジムにしていきたい」とも話した。

 当初、郷州は今大会で小宮山工介とスーパーファイトで対戦予定だったが、空位のK-1スーパー・フェザー級王座を懸けたワンデートーナメントに出場となり、一回戦で17戦16勝(7KO)1敗の戦績を持つティムール・ナドロフ(23=ロシア)と対戦する。

「K-1のベルトを獲るチャンスが来たので嬉しいです。相手が変わっても勝つためにやることは同じなので、今まで以上にモチベーションが上がっています」と試合が待ち遠しい様子。

 優勝するには1日3試合を勝ち抜かないといけない過酷なものとなる。「武尊選手は3試合を全部、外国人選手とやりたいと言われてましたが、僕は全部、日本人選手とやってトーナメントを盛り上げたいですね。決勝戦では、元々やる予定だった小宮山選手とやりたいです。1度負けている(2014年1月のRISEで対戦)、そこでリベンジ出来たら最高ですね」とベルトを懸けて小宮山と4年ぶりの再戦をしたいという。

「今までトーナメントを経験したことがないのでわからないことが多いですが、1試合1試合を全力で勝ちに行きます。自分と同じ耳が聞こえない子供たちも応援に来てくれるので、夢や希望を与えるために絶対に優勝したい」と力強く優勝宣言した。

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