【K-1】小宮山工介、トーナメント優勝の秘策は「もやし」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』で、「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場する小宮山工介(31=K-1ジム北斗会館)が都内にて公開練習を行った。
小宮山は空手着を着用して下段蹴りによるバット折りを披露。狙い澄ました蹴りで、3本のバットを次々と真っ二つにしていった。
バット折りの真意は「トーナメントで3人の相手と当たるということで、3人をこのバットのように折ってみせるという気持ちを込めて蹴りました。このバット1本1本が、トーナメントでの対戦相手になります」とのこと。「心も体も、全部折ります」と3者連続粉砕を宣言する。
当初、小宮山は今大会で郷州征宜とスーパーファイト(ワンマッチ)で対戦予定だったが、空位のK-1スーパー・フェザー級王座を懸けたワンデートーナメントに出場となり、一回戦でムエタイの強豪・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者スアレック・ルークカムイ(31=タイ/STURGIS新宿ジム)と対戦する。
「幼少の頃から空手に打ち込んできたので、この舞台でムエタイのスアレック選手と対戦できることは嬉しいです。2020年の東京オリンピックでは空手も正式種目として採用されることもあって盛り上がっているし、ここで空手の技で勝って、空手の強さを証明したい」と意欲は満々。
スアレックについての研究・対策も進めており「怖さはあります。お互いのリズムがどんな感じにハマるかですね」と言うが、自分のリズムに相手をハメて勝つのは小宮山の得意分野。「空手は出入りも(技の)初動もムエタイより速い。スピードで優位に立てると思う」とも語り、対ムエタイへの自信を覗かせた。
準決勝の対戦相手については、「6:4で卜部弘嵩選手が勝ち上がると思う」と予想。卜部とは一昨年6月のK-1初参戦時に、一度は対戦が発表されながら、卜部の欠場で流れた経緯がある。それもあって、「対戦したいのは弘嵩選手。勝ち上がってきてほしい」と希望する。
また決勝の相手は、「郷州選手と言いたいところですが…」と、今大会で当初ワンマッチで対戦する予定だった郷州征宜の名を挙げつつも、「せっかく同じトーナメントに出ているので」と、“K-1の新カリスマ”武尊との対戦を希望。もし実現したら、「パンチでやられるか、奇跡の何かで僕がやるか…」と謙遜を交えながらも、“武尊越え”にも言及。
3試合のワンデー・トーナメントを戦い抜くために、食事も工夫して調整しているという小宮山。「あまり詳しくは言えませんが、もやしをたくさん食べてます」と、もやしパワーで乗り切ることを宣言。葉もの野菜が高騰していることもあり、もやしが優勝の原動力となるか。
「ベルトを獲る自信は、ハッキリ言ってあります。無事に3試合勝ち抜いて、ベルトを巻いてリングを降りたい」とバットと同様に3人の相手をへし折って頂点に立つと宣言した。
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