【ラウェイ】衝撃KO生んだムドーを迎え撃つ渡慶次幸平「日本を背負って戦う」
6月29日(金)東京・後楽園ホールで開催される“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの第8弾日本大会『Lethwei in Japan 8 ~SAMURAI~』の全対戦カードが決定した。
ラウェイは、手にグローブではなくバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。判定決着はなく試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。
メインイベントでは渡慶次幸平(29=とけし・こうへい/クロスポイント吉祥寺)がソー・ゴー・ムドー(ミャンマー)と対戦。
渡慶次はパンクラスを主戦場にしていた総合格闘家だが、昨年6月からはラウェイに参戦。2月大会でラウェイ6度目の挑戦にして初勝利をつかんだ。
対するムドーは2016年5月のキックボクシング大会『ZONE』に「ラウェイ現役最強戦士」として初来日。タイ人ボクサーのプロイタクシンとラウェイルールで対戦し、強烈なローキックから頭突きをさく裂させてTKO勝ち。プロイタクシンは目を見開いて失神し、ピクリとも動かず、セコンドが声をかけても全く反応せずリング内は一時騒然となったが、意識を回復して担架で運ばれた。この衝撃的な結末で“ラウェイ恐るべし”との認識が一気に格闘技ファンの間で広まった。
渡慶次は「ラウェイに参戦してから1年が経ちました。顔の傷は増えましたが、ラウェイへの情熱は日々燃え続けてます。この階級でトップ3に入る強豪選手というムドー選手に勝ち、ラウェイ日本大会を盛り上げ、ミャンマーラウェイ、そして素晴らしいミャンマー文化をもっとたくさんの人に広めていきたいと思います。日本を背負って、男らしい戦いを見せます」と意気込む。
ムドーは「以前日本で試合をしたことがあり日本は大好きな国です。今回日本遠征に選んで頂いたILFJ(インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン=国際ラウェイ連盟日本支部)の関係者には本当に感謝します。そして純粋なラウェイのルールで戦えることもとても嬉しいです。対戦相手の渡慶次選手とは初めての対戦になりますが、結果の前に自分のベストを尽くし正々堂々とミャンマーラウェイで勝負します」とコメントを寄せている。
<全対戦カード>
▼第6試合 メインイベント 73kg契約 3分5R
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
vs
ソー・ゴー・ムドー(ミャンマー)
▼第5試合 75kg契約 3分5R
奥田啓介(プロレス)
vs
アウン・パイン(ミャンマー)
▼第4試合 67kg契約 3分5R
金子大輝(Thut Ti Lethwei Club)
vs
ジェ・ジン・ピョー(ミャンマー)
▼第3試合 64kg契約 3分5R
トゥン・ルイン・モー(ミャンマー)
vs
ファン・チャンファン(韓国/ROAD FC:チームフィニッシュ)
▼第2試合 97kg契約 3分4R
クリス・ヴァイス(ZERO1・プロレス)
vs
ウー・ドンシン(台湾)
▼第1試合 61kg契約 3分4R
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)
vs
一休そうじゅん(ゴリラジム)
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