【K-1】卜部功也、王者第一戦に「ぐちゃぐちゃになっても勝ちは譲らない」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 』で、ライト級戦に出場する卜部功也(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。
卜部は今年3月のK-1ライト級タイトルマッチで初代王者ウェイ・ルイをKOし、第二代王座戴冠。K-1スーパー・フェザー級に続く二階級制覇を達成した。
公開練習ではハンドミットを使ったパンチのミット打ちを披露し「今日は練習がハードだったので、公開練習を軽めにやろうかなと思いました。今は昔ほど量はやらずに、少しずつ練習のやり方も工夫しています。無駄なものを抜いて引き算の練習になってきました。今まで無駄なこともやっていたかもしれないけど、それでも感じるものはあったし、色々な経験を積んで今の練習スタイルになっているかなと思います」と量より質のトレーニングに変わってきたことを明かした。
対戦相手のブラックドラゴンはタイに活動の拠点を置くアメリカ人ファイター。筋骨隆々の身体にモヒカンという特徴的なビジュアルが目に付くファイターだが、卜部曰く「練習動画を見ているとコンビネーションを中心にやっている選手」。
さらに「ムエタイルールで試合をしている選手ですが、ムエタイルールではあの選手の持ち味は発揮できない。ああいう選手は首相撲があると爆発力が生かされないし、逆にいうとK-1ルールではハマるタイプなので、そこに気をつけてやろうと思います」と冷静にブラックドラゴンの強さを分析している。
そのうえで「僕がやることは変わらない。綺麗に勝ちたい気持ちもあるし、ぐちゃぐちゃになってもいいから勝ちは譲りたくない。何が何でも勝ちたい気持ちもありますね」と勝利への執念を語る卜部。
同大会では昨年2月に初代ライト級王座決定戦で卜部が敗れたゴンナパー・ウィラサクレックの試合も組まれているが「(ライト級)全体で見たら意識はしていますが、今は一つのことに集中しています。もしその選手たちと試合が決まれば僕はやるだけです」と必要以上に意識はしていない。
むしろ「K-1チャンピオンになって最初の試合で、自分がどういうパフォーマンスを出せるかに集中しています。ここで落とすわけにはいかないですし、しっかり勝ちたいと思います」といかに自分を高め、勝利へ繋げるかが重要だと語った。
●編集部オススメ
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