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【KNOCK OUT】菊野克紀vsT-98の異種格闘技戦、菊野は「勝つためにやる」

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2018/06/07(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

ついに向かい合ったT-98(左)と菊野(左)。鋭い視線を交わす

 6月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシングイベント『KNOCK OUT 2018 SURVIVAL DAYS』の前日計量が、7日(木)都内にて19:00より行われた。

 注目の“異種格闘技戦”第3試合で対戦する、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98(32=たくや/クロスポイント吉祥寺)、元UFCファイター・菊野克紀(36=チームKIKUNO)はともにリミットちょうどの70.0kgで計量をクリアー。

70.0kgで計量をクリアーした菊野

 菊野は2011年大みそかに開催された『元気ですか!! 大晦日!! 2011』にて長島☆自演乙☆雄一郎とMIXルールで対戦。1Rのキックルールでは右ストレートでダウンを奪うも、長島の左フックでダウンを奪い返されている。この試合は2Rの総合格闘技ルールで菊野がバックマウントパンチでTKO勝ちした。

 今回が純粋なキックボクシングルールではデビュー戦となる菊野は「さんざんビビったので、明日はビビらずに勇気を出して戦います。頑張ります。やることはやったので思い切ってやるだけです」と、覚悟を決めた様子。

T-98も同じく70.0kgで計量をクリアー

 キックボクシングのスパーリングは、元K-1ファイター新田明臣が代表を務めるバンゲリングベイで行い、「難しいと思いながらもようやく“いける”というところまで持ってきました」という。菊野と言えば沖縄拳法空手で身に着けた一撃必殺の突きだが「スパーリングは16オンスのグローブを着けてやったので、ボクシンググローブを着けてどこまで威力が出るか分かりません。倒れるかどうか、ぶっつけ本番です」と、試合になってみないと分からないとした。

 対戦するT-98については「ベーシックなスタイルですね。パンチからロー、ヒジとヒザも使って。崩すのが難しい選手です」と評し、「小手先のテクニックでは勝てない。彼に僕が圧力をかけて下がらせないといけない」と、自分から前へ出ると話す。

 スタンドでのヒジ打ちは「練習してきました。当たればいいですね」と言い、「首相撲になったら必死に逃げます。首相撲をしたら勝てないですからね」と首相撲では勝負しないという。

「キックボクシングをやったら勝てるわけがありません。僕は僕のスタイルで勝負して勝ちに行きます。異種格闘技戦をやるために行くわけではなく、勝つためにやるんですから」と、何が何でも勝つとコメントした。

 一方、迎え撃つT-98は「注目されている異種格闘技戦なので、キックボクシングの恐ろしさを思い知らせてぶっ倒します」と高らかに宣言した。

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