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【アクセル】タップロンが大原裕也をKO

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2016/12/23(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

チャンスと見るや大原(左)へ一気に襲い掛かったタップロン(右)がKO勝ち

アクセルプロモーション
「ACCEL 35 聖夜への架け橋」
2016年12月23日(金・祝)兵庫・神戸サンボーホール

▼メインイベント 第13試合 Gルールライト級
○タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)
TKO 2R 2分57秒 ※レフェリーストップ
●大原裕也(大原道場)

 タップロンは10月にタイガー育夫戦、11月にシュートボクシングの世界トーナメント『S-cup』で水落洋祐戦、ザカリア・ゾウガリー戦と連戦だったが、今回で当分試合間隔が空き、今年最後の試合ということで最高のコンディションで臨んだという。

 それに対し、「これはただの通過点、ここでタップロンを倒し一躍日本トップに登る!」と宣言した19歳の大原は、若さとスタミナで早期に攻め込む策をとったが、世界の壁は厚かった。

 1R開始早々、タップロンの強烈な右ミドルが、大原のガードの上から決まる。大原は対策通り、そのミドルに右ローを必ず返し、タップロンのガードを下げさせる作戦。しかしタップロンはローを蹴らせまいと絶妙のカットを開始。

 大原は徐々に右ローを出せなくなりパンチの攻撃に切り替えるも、タップロンはその打ち終わりに強烈なミドルで反撃。時折タップロンの顔を大原のパンチがかるめるが決定打はない。大原のローにタップロンのミドルの展開で1R終了。

 2R タップロンが長く伸びるジャブでパンチを出し始めると、これを左右に動いてかわす大原だが反撃の糸口が掴めない。タップロンはまたしても強烈なミドルで大原にダメージを与え、そこから絶妙のタイミングで右のハイキックを狙ったが大原は間一髪でブロック。

 このままでは印象が悪いと思ったのか大原は本来のスタイルに戻し、パンチで攻めて行くが、リーチの差もあり、スウェーバックされて当てさせてもらえない。終盤、攻撃パターンを見切ったタップロンがパンチにカウンター気味の右ストレートをヒット。大原はダウンしカウント8で立ち上がるも足元はフラつく。

 そこから恐ろしいほどの勢いでタップロンが畳み掛ける、ミドルからのヒザ、パンチの連打を大原に仕掛け、もはやガードするのが精一杯の大原はハイキックで2度目のダウン。

 またしてもカウント8で立ち上がるも完全に足に来ている。この最大のピンチに大原はまたも打ち合いに行くもスピードはない。タップロンは容赦なくパンチラッシュでフィニッシュをかけ、レフェリーが割って入り残り3秒で試合を止めた。タップロンが経験の差を見せ付け19歳の大原に圧倒的な勝利。

 試合後のインタビューでは、「手数が多くやりにくかったですが、カウンターは決まると思った」とタップロンは語った。


ラフファイトとなった竹市vs浅倉

▼セミファイナル 第12試合 Gルール 67kg契約
○竹市一樹(MA二刄会)
判定2-1 ※28-27、27-26、26-27
●朝倉豊樹(TIA辻道場)

 この一戦は精神力が売りのMAランカー竹市と一発の破壊力に定評のある朝倉と期待された一戦であった。

 1R、朝倉はパンチを当てていき、サウスポーの竹市は内股へのローで出鼻を挫こうとするもこれが高くローブローで口頭注意。さらに竹市は二2度目の金的でイエローカード。朝倉のダメージを待って再開。

 竹市が朝倉のやや大ぶりなパンチにミドルキックを合わせて行くと、朝倉は早くも疲れを見せる。やや竹市リードで1R終了。

 2R、セコンドアウトも遅れ、さらにマウスピースを何度も吐き捨てる試合態度の朝倉サイド。朝倉は大きなハイキックや飛びヒザで器用さを見せるが竹市は見切る。ここでまたもマウスピースを落とした朝倉にレフェリーは試合態度の悪さで注意を与える。

 スタミナの切れた朝倉は掴みやバッティング、投げなどもする仕草を見せ、竹市もこれに応じてラフファイトとなり、もはや素人の喧嘩状態となり後味の悪い内容で2R終了。

 3R、完全に綺麗なキックボクシングが出来ない朝倉に竹市がヒザ、ハイで攻め、朝倉は技の掛け逃げのような反撃で倒れ込みが目立ちイエローカード。竹市にもシャープな一発がなかっただけに、そのまま試合は判定で竹市が勝利した。

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