【K-1】全試合1R KOで優勝!“身長2m”巨人兵ルーカスは何者?MMAでも1R KO
3試合全て1R KO、合計わずか296秒。2月8日に代々木競技場第二体育館で行われた『K-1 WORLD GP 2026 -90kg世界最強決定トーナメント』で、身長200cmの巨人兵ルーカス・アハテルバーグ(ドイツ)が衝撃の優勝を飾った。準々決勝ではマハムード・サッタリを開始51秒で失神させ、SNS上では「誰がこの男に勝てるんだ」と話題を呼んでいる。
【フォト&動画】ルーカス、サッタリを失神KO!MMAでも1R KO勝ち
■リザーブから緊急繰り上げ出場、そして優勝
実はルーカス、当初は本戦出場ではなかった。リザーブファイトでAKIRA Jr.と対戦する予定だったが、K-Jeeが右膝の負傷で欠場し、急きょ本戦へ。準々決勝サッタリ戦は、相手が左フックを狙った瞬間に左ショートフックがアゴを捉え、51秒で完全失神KOとなった。
準決勝のボグダン・ストイカ戦も、右ストレートでダウンを奪うと、続けて左三日月蹴りで106秒KO。決勝のニキータ・コズロフ戦は前蹴りで距離を支配し、出鼻に右カーフを一閃、2分19秒KO。3連続1R KOでトーナメントを制した。
■この男は何者? 波乱万丈の格闘技人生
ルーカスは29歳、ドイツ・アーヘン出身。キック戦績16戦15勝(6KO)1敗で、Fair FCライトヘビー級王者、Gladiator Fight Nightライトヘビー級トーナメント優勝、2017年IFMA欧州選手権-91kg級優勝の実績を持つ。
欧州の国際イベント「SENSHI」では飛びヒザ蹴りで1R KO勝ち。「Enfusion」でも勝利を収め、さらに2025年5月にはMMAデビュー戦も1R TKOで勝利している。
だが、ここ数年は苦難の連続だった。「2年前に膝の大怪我をして、2年間戦えなかった。ランキングからも外された」と明かし、2024年3月には前十字靭帯の手術。母国ドイツでは認知度が低くサポートも得られず、「1日2回トレーニングした後に仕事、週末もずっと仕事」という生活を続けたという。
そんな中でK-1からオファーが届き、「キックをやめてMMAに専念しよう」と考えていたが、「K-1のオファーは特別だった」と受諾。幼い頃からコーチにK-1 WORLD GPのDVDを150回以上見せられてきたといい、「そのトーナメントに自分が出て、しかも優勝できたなんて、いまだに信じられない」と試合後インタビューで語っていた。
■シュルトの動画を2日前に研究
ルーカスの異名は「ハイ・タワー」。オリジナルはK-1レジェンドのセミー・シュルトで、「シュルトにはとてもインスパイアされた。ファイトスタイルも真似している」という。
準決勝でストイカを仕留めた三日月蹴りも「2日前に見たシュルトの動画から学んでやった。かねてから練習してきた技だったけど、動画を見て確信した」と明かし、準々決勝のサッタリ戦も「パンチ後にガードが下がる癖を事前に弱点として分かっていて狙った」と研究の成果を語った。
■王者ターザン、元王者リュウ・ツァーとの“3強時代”到来か
今後はどうなるのか。現K-1クルーザー級王者ティアン・ターザン(オランダ)との対戦が期待される。ターザンは33戦33勝(30KO)無敗で、K-1では2連続KO勝ち中。元王者リュウ・ツァー(中国)も動向が注目される。
ルーカスはターザンについて「実は彼とは何回か練習を共にしている。いい選手だということも知っている。試合が組まれるのであればやる。それを待つだけだ」と語り、会場でも「ここ数年は本当に厳しい日々だった。多くの人が僕を信じなくなった。でも、常に自分を信じてほしい。そうすれば何でもできる」とメッセージ。
膝の大怪我、2年間の離脱、母国での無理解——それでも諦めなかった男が、K-1で最高の結果を出した。次はベルトを狙う。
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