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【ライズ】左右田泰臣が王者対決に勝利、Dykiは豪州王者を撃破、山本はリベンジ達成

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2013/07/20(土)UP

RISEクリエーション
「RISE 94」
2013年7月20日(土)東京・後楽園ホール

▲イ・ソンヒョン(左)との大接戦を制した左右田泰臣(右)

▼メインイベント(第11試合) SuperFight -65kg契約 3分3R延長1R
○左右田泰臣(シルバーウルフ/第2代スーパーライト級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/第2代ライト級王者)

 3月に吉本光志を下し、第2代スーパーライト級王者となった左右田。王者としての初戦はライト級王者にして“コリアンモンスター”の異名を持つソンヒョンとの一戦となった。

 大のプロレスファンでもある左右田は試合前に、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカを表敬訪問。オカダは“レインメーカー(金の雨を降らせる男)”の異名を持つ、プロレス界きっての人気選手。「RISEのレインメーカーになる」と宣言する左右田はソンヒョン撃破で、その決意を体現できるか?

 1R、ジャブを突いて前に出ていく左右田。ソンヒョンも右のパンチをかぶせてインローを蹴る。これがローブローとなり、一時中断。再開後、ジャブを突いて近距離で打ち合う両者。ソンヒョンが左ボディを打つと、左右田はジャブを突き刺して右フックを返す。ここでソンヒョンの左ローが再びローブローとなり、レフェリーはイエローカードを提示する。再開後、ソンヒョンがジャブから奥足ロー。

 左右田は右ストレートを伸ばして左ボディ、右アッパー、右ボディ、右フックを打つ。ジャブとローで前に出るソンヒョン。左右田は右フックとヒザ蹴りでボディを狙う。

 2R、左右田はソンヒョンの攻撃をブロックして左右のボディとヒザ蹴り。ソンヒョンはローを蹴って左ボディ。お互いにボディ、ロー、ヒザ蹴りを打ち合うタフな展開が続く。左右田が右フックから左のヒザ蹴り、ソンヒョンもヒザ蹴りからロー。お互いに一歩も引かない打ち合いが続いた。

 3R、一気に距離を潰す左右田。右ストレートとヒザ蹴りでソンヒョンを下がらせる。しかしソンヒョンもすぐさまヒザ蹴りを返す。左右田が左フックから右ストレート、ソンヒョンも右フックからヒザ蹴りを返す。額をつけて打ち合う両者、ソンヒョンが左右のボディからアッパー。左右田も左フックとヒザ蹴りで譲らない。残り30秒、ソンヒョンのパンチと左右田のヒザ蹴りが激しく交錯する。

 判定はジャッジ1名が29-29のドローとしたものの、残り2名は30-29、30-28で左右田を支持。左右田がソンヒョンとのタフファイトを制した。

 試合後、左右田は「これでソンヒョンを止めることが出来ました。入場の時、プレッシャーが半端じゃなかったけど、応援してくれてありがとうございます。前回のタイトルマッチでも言いましたが、これからRISEは僕ら若い選手が盛り上げていきますので、一人でも多くの友達を連れてきてください」と語った。

 バックステージでは「(勝てて)ホッとしています。正直、ソンヒョンの攻撃力とか圧力が相当強いと思ったんですけど、そんなに感じませんでした。やっぱりソンヒョンは63kgの選手だと思います。1Rに攻撃をもらって、これなら大丈夫だと思いました」と語った左右田。「近い距離で打ち合ったのは作戦でもあり、ソンヒョンの土俵で勝負して勝てば自信がつくと思ったから」と試合を振り返り「僕の目標は常にRISEに金の雨を降らせることです」と“レインメーカー”マイクで締めくくった。


 

Dyki(左)が豪州王者ダニエル・ウィリアムス(右)を判定で下した

▼セミファイナル(第10試合) SuperFight -56kg契約 3分3R延長1R
○Dyki(TARGET/第4代RISEバンタム級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●ダニエル・ウィリアムス(オーストラリア/Kao Sok Muay Thai/WKN豪州スーパーバンタム級王者)

 Dykiは3月に第4代バンタム級王者となり、現在6連勝中。フジテレビ「テラスハウス」にも出演するなど注目を集めている。そのDykiに用意された相手はWKN豪州スーパーバンタム級王者の肩書きを持つウィリアムスだ。

 1R、右ローを蹴るウィリアムス。Dykiはそこに右のパンチで飛び込んでいく。左のヒザ蹴り、右ストレート、左ミドルで前に出るウィリアムス。

 Dykiも左フックを狙い、ロープを背負ったウィリアムスに左ボディを打ち込む。距離が離れるとウィリアムスが左ミドルと右ロー、Dykiも右ローを返す。

 2R、ここも左ミドルから攻撃を組み立てるウィリアムス。Dykiは左フックを狙いつつ、右ローを蹴る。ウィリアムスは距離が詰まると首相撲からヒザ蹴り。Dykiはプレッシャーをかけて左ボディと右フック。

 ウィリアムスは首相撲からヒザ蹴り、Dykiも離れ際にパンチを狙う。

 3R、ウィリアムスの左ミドルに対してDykiも右ミドル。お互いにジャンプキックを出して会場を盛り上げる。パンチとローで前に出るDyki。ウィリアムスは徹底して左ミドルとヒザ蹴りで攻める。Dykiはウィリアムスのジャブに右をかぶせ、左フックを強振。残り30秒、Dykiはウィリアムスをロープに詰めて連打を打ち込む。

 最後までアグレッシブに攻め続けたDykiが判定勝利を収めた。

 試合後、Dykiは「今日はいっぱいの人が来てくれたんですけど、超ダメダメな試合をしてすいません。RISEの王者はこんなもんじゃないと証明したかったけど出来なくて。もっと進化して応援してもらえるような選手になります」と更なる進化と飛躍を誓った。

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